長崎県佐世保市で昨年7月、高校1年の女子生徒(当時15)を殺害したとして殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)が、父親をバットで殴り殺害しようとしていた疑いが強まったとして、長崎県警は週明けにも殺人未遂容疑で少女を再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で17日わかった。
 捜査関係者によると、少女は昨年3月2日、同市の自宅で就寝中の父親を金属バットで殴り、頭などに大けがを負わせた疑いがある。少女は「父親を殺 すつもりだった」などと話しているといい、県警は同級生殺害事件との関連も調べる方針。父親は少女の逮捕後の昨年10月、自宅で首をつった状態で死亡して いるのが見つかり、県警は自殺したとみている。
 少女は、責任能力の有無を調べるために昨年8月から鑑定留置されていたが、今月16日に終了し、医療機関から佐世保署に身柄が移された。長崎地検佐世保支部は今後、精神鑑定の結果と捜査内容を踏まえて、少女を家庭裁判所に送致するとみられる。
 少女は昨年7月、佐世保市の自宅マンションで女子生徒の頭をハンマーで殴り、首を絞めて殺害した疑いで逮捕された。捜査関係者によると、少女は「人を殺せるなら誰でもよかった。遺体をバラバラにしてみたかった」などと供述していた。

殺人未遂容疑といってもその父親は既に自殺。長崎県警は既に事件を整理に掛かっているのだろうか?。事件を構成した人で今なお無事に暮らしている人は児童相談所の人たちかもしれない。記者会見のニュースが流れたがそれっきりのような。少なくとも逮捕はされていないでしょう。長崎県は少年少女の心が壊れて命の大切さが伝わっていないことに危機感を持って努力を続けてきたはずなのにと思うが、肝心な安全弁が機能していない問題に十分向き合っていないのではないかと危惧される。少女の再逮捕以前にやることが残っているのかもしれない。