ページ
▼
『大阪都構想否決?大阪人には悲劇なのに東京人には超喜劇!』
『大阪都構想否決?大阪人には悲劇なのに東京人には超喜劇!』
特に笑えるのは大阪人には悲劇だと分かっていないこと。都構想反対が確定して喜んでいる連中が映し出されたが、自分がどんなゲームに参加していたかすら分かっていなかったのだろう。5月17日は大阪夏の陣以来の大阪敗北の日になったというのに。
+++
お猿さんの目先にピーナツを1粒置いて、これを食べたらピーナツの向こうにあるバナナはドブに落ちるよ。バナナが食べたかったらピーナツに手を出さないで。直接バナナを食べなさい。
でも、猿はサルだ。目先のピーナツに手を出してしまう。ピーナツを取った瞬間バナナは消えたが気付かない。猿は取りあえずピーナツを口に入れて噛み砕くことに執心。直ぐに食べ終わって、バナナのあった方を見るとすでに消えている。猿は自分が失ったものに気付くのに1分もかからなかった。
猿は怒った。最初の説明が分かり難いと文句を言う。ピーナツ美味しいよと言ってそそのかした連中にも怒った。全部後の祭り。自己嫌悪の中でバナナが落ちて行ったドブ川を黙って眺めるだけだった。
+++
都構想反対派は住民投票の結果を勝利として喜んでいた。大阪市存続と言うピーナツ1個ぐらいの価値に喜んでいるのだ。都構想と言うバナナは消えてしまったことが分からないらしい。
大阪の悲劇はバナナを失ったことではない。彼らはピーナツの味しか知らないのだ。しかも残り1個しかないピーナツ。
東京人はバナナの味を既に知っているから、ピーナツをスキップするのは常識。東京人から見ると大阪人はピーナツの味しか知らない~バナナを食べたことが無いから当然~愚かな猿にしか見えない。
都構想反対の連中は取りあえず今まで通りのピーナツを確保したと言って勝利宣言をしている。バナナを失ったことを何もわかっていない。喜劇だね。
大阪人が確保したピーナツ1個は直ぐになくなる。後は、今までどおりに、東京から送られてくるピーナツを待つしかない。
東京人はバナナを食べて、地方にはピーナツを恵んで恩に着せている訳だ。
東京は健全財政と言う大きなバナナをつかみ取りしている。大阪はピーナツ1個で勝利宣言。
流石、お笑いの街、大阪は笑わしてくれるものだ。大阪新喜劇ですか。ずっとやっていてください。
因みに、大阪のピーナツは千葉産のものでなく、勿論、安全確認のできていない中国産です。
※
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHC17H2Z_X10C15A5000000/
橋下氏、政界引退を表明 大阪市長の任期満了後に
2015/5/17 23:27
都構想反対多数の結果を受けた記者会見で険しい表情を浮かべる大阪維新の会の橋下代表(17日、大阪市北区)
画像の拡大
都構想反対多数の結果を受けた記者会見で険しい表情を浮かべる大阪維新の会の橋下代表(17日、大阪市北区)
地域政党「大阪維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は17日、「大阪都構想」を巡る住民投票で反対多数が確実となったのを受けて同市内で記者会見し、「重く受け止める。市民に受け入れられなかった。(都構想は)やはり間違っていたということになる」と敗北を認めた。
自身の進退については「市長任期まではやるが、その後は政治家はやらない」と述べ、今年12月の任期満了後は政界から引退する考えを改めて表明した。
※
大阪の行政が無駄を続けると言うことは経済界への刺激策も十分打てないし、ひも付き補助金で東京の都合で動くことしかできないし、関西には風も吹かなくなるだろう。
願っても得られなかった千載一遇のチャンス、これは橋下の力でこぎつけたチャンスなのだが、それを大阪市民が自分で潰すなんて。
今後、大阪から風が吹いてくることは無いだろう。たまに吹いてきてもそれは腐臭の漂う嫌な風に違いない。
※
敗北したのは橋下徹じゃないよ。ニュース記事はそういう写真を使っているが、橋下徹自身はむしろさばさばしているだろう。こんな愚かな大阪市民と付き合う必要がなくなるんだから。敗北したのは大阪市民そのものだよ。
地方政治の敗北でもある。地方再生も大阪は対象外になるだろう。
道州制も止まる。東京一極集中が続くかな。大阪は日本を動かすプレイヤーから外れたことは確かだ。
※