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『ついに現実化したビットコイン殺人事件』

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ついに現実化したビットコイン殺人事件


ビットコインなんて只の数字列に過ぎないのに換金性を担保する組織があるから煙火が噴出す事態が発生しても当然だろう。其れが金になるなら悪意は漬け込んでくる。

ビットコイン投資セミナーで散々怪しいものが金になると吹き込まれた後だ。馬鹿な若者は無警戒な女性に近づいて入手しようとおもったのだろう。不用意にビットコインを保有することを口にしてしまったではないか。

目先の欲が優先する若者は数字列を手に入れて一生を捨ててしまった。

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ビットコイン投資セミナーを開催したのは野田みゆき(53)さん。不特定多数を集めての活動は一人でやっていたのだろうか。集まった人たちを疑う気持ちは無かったのかもしれない。もう少し情報が欲しい。

若い馬鹿者はビットコインは足がつかないということ、だから盗んでも足がつかないと判断したのだろうか。





http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017080202000056.html

2017年8月2日 朝刊

ビットコイン入手目的か 名古屋女性不明、遺棄容疑の2人

 名古屋市西区のパート従業員の女性が六月中旬から行方不明になっていた事件で、女性の遺体を滋賀県多賀町の山林に捨てたとして、愛知、滋賀両県警は一日、死体遺棄の疑いで岐阜県大垣市笠木町、土木作業員西田市也(いちや)容疑者(20)と、滋賀県愛知郡の土木作業アルバイトの少年(18)を逮捕、送検した。両県警によると、二人は女性の殺害への関与もほのめかしており、死亡の経緯を調べる。

 逮捕容疑は、二人は共謀し六月二十日ごろ、名古屋市西区栄生三、パート従業員野田みゆきさん(53)の遺体を多賀町の犬上(いぬかみ)ダム周辺の山林に埋め、遺棄したとされる。二人は「間違いありません」と容疑を認めている。

 捜査関係者によると、野田さんと西田容疑者は、インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」に関する投資事業を通じて知り合った。ネット上の記録などから、西田容疑者は野田さんの遺棄から約二週間後の七月初旬、野田さんの所有していたビットコインを入手していたことが判明。コインは少なくとも十数万円に相当するという。

 両県警は、西田容疑者の自宅から野田さんのスマートフォンやかばんを押収。金品を奪う目的で野田さんを襲い、殺害した可能性があるとみて、強盗殺人容疑で西署に合同捜査本部を設置した。西田容疑者と少年は滋賀県の同じ町出身の友人で、少年と野田さんとは面識がなかったという。

 合同捜査本部などによると、野田さんの遺体は服を着た状態でかばんに入れられ、深さ一~二メートルの地中に埋められていた。殺害現場から車で運ばれた後、二人が土木作業用の重機を使って穴を掘ったとみられる。遺体に目立った外傷はなかった。

 野田さんは六月十八日、愛知県春日井市内で開かれたビットコインとは別の投資ビジネスの講習会に参加。午後四時ごろに仲間らに「知人と会う」と言い残したのを最後に連絡が取れなくなった。一人で電車でJR大垣駅に向かい、同日夕、駅で西田容疑者の車に乗る姿が防犯カメラで確認されたことなどから、両県警は西田容疑者が失踪の事情を知っているとみて捜査。七月三十日から西田容疑者や少年らを任意聴取し、二人が遺体を捨てた容疑が固まったとして逮捕した。



(追記)2018/01/18

ビットコインは暴落必至。価値の根拠は無意味な理屈。仮想通貨の価値の根源も仮想的なもので経済的な裏付けがない。広義の変動相場が導入されて化けの皮が剥がれて底抜け大暴落が来る。今はみんながリスペクトするから取り敢えずおいらもリスペクトして置くだけの価値。

ブロックチェーン技術(ネット上のデータの信ぴょう性の担保) とデータに経済価値を与えることは全く別問題。最初はゲームのように仲間内でデータ生成に対するリスペクトに価値を付与していただけのこと。ゴールドラッシュのように群がっても実際にゴールドは存在しないのだから最後に待つのは暴落と自己嫌悪だけだろう。

ブロックチェーン技術を利用して責任企業が運用するプライベート仮想通貨は存在できる。ネット上はポイント(仮想通貨)で移動して決済には1ポイント1円で利用される。税金を取ろうとする内外の国と企業の攻防だけは続くことになる。取引所は責任企業内(委託先も含め)に設けられる。

ただの送金技術なのだ。それ自体が価値を生み出すことはない。

だから

ビットコインに煽られて事件を起こすのは悲しいだけだ。

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