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『世田谷一家殺害事件~テレビ朝日「正規の瞬間&未解決事件3時間スペシャル」をみて』


『世田谷一家殺害事件~テレビ朝日「正規の瞬間&未解決事件3時間スペシャル」をみて』

テレビ朝日「正規の瞬間&未解決事件3時間スペシャル」

アメリカから犯罪のプロファイラーを呼んで真相に迫ろうとする番組だ。重要なメッセージがある。警視庁は組織としては後進的な警察でしかないこと。本気で分析ができない。船頭多くして船山に登るを15年間続けてきた。見方を帰ることも出来ない。個人レベルでは自分たちの推定の不味さに気付いていても組織の判断は最初誰かの勘違いを踏襲するだけ。慰安婦問題の朝日新聞並みの体たらくだろうか。

頷ける着眼は;

  1. 侵入口は風呂の窓ではないとしたこと。警視庁は風呂窓に固執していた。逃走口としての可能性にも疑問を呈していた。
  2. 顔見知り。招き入れられている。だから、悠々と上着を脱ぐことが出来たし、被害者の防御創にも目立つものはなかった。遺体にカバーを掛けていることも知人の可能性を強くするものだ。
但し、
  • 20代の若者、心に悩みを持つ。
これについては推定理由がよく分からない。11時前後の目撃者情報を反映させたものだろうか。であれば身のこなしから若い人と思い込んだ可能性も否定できない。

また、書類に対する異常な扱い(バスタブへの投げ込み、引き出し内容物の撒き散らし?)についても推定が示されていない。

また、長男(6歳)には「発達傷害」があったとのことだが、そのこととの関連についてのコメントは放映されていない。

生理用ナプキンで止血した件はプロファイラーが軍隊の方法といったのかどうか分からないし、たまたま目に付いたものを利用したと考えて十分ではないか。

もっと被害者家族の付き合いの中に自衛隊員でも居れば話は変わってくる。



果たして、12月30日の夜8時過ぎに訪問した客を家に上げるのはどういうケースだろう?。物を届けるなら玄関先で済む。2Fのリビングに上げて待たせているから、書類を受け取りに来て出力するのを待たされたか、年内に必要な何かの打ち合わせのために待たされたか。

被害者の仕事は一つだったのか複数だったのか、いずれにしても特定されている。

散乱した書類は目的の書類の存在をカモフラージュするための仕業だった可能性もある。もしく、その内容に恨みの根源があった。

仕事関係は、多分、最初に疑った領域だろう。改めて、この15年間で転職転居などをした人をチェックしただろうか。

『松橋事件は冤罪だったのか?』


『松橋事件は冤罪だったのか?』




http://www.sankei.com/region/news/141229/rgn1412290030-n1.html

2014.12.29 07:01更新

松橋事件再審請求で法医学者を尋問 熊本

 熊本県で昭和60年に男性を殺害したとして懲役13年が確定し、服役、出所した宮田浩喜さん(81)=熊本市=が無実を訴えた「松橋事件」の再審請求で、熊本地裁は、弁護団が請求した法医学の専門家の証人尋問を実施すると決めた。来年2月下旬の予定。



この事件の嫌なところは自白の強要あるいは誘導の疑いがあること。犯人を決め付けて理由付けを適当に被せるやり方は、単なる見込み違い以上に悪質に見える。

自分が正しいと思ったら自白や署名は決してしてはいけない。警察官の密室での脅しは凄まじいかもしれないが、自白署名をしないことだけが自分の命の砦だ。警察官の独りよがり自分の都合で書く調書は疑って掛かるべきだろう。必ず助け人は現れると社会の正義を信じるべきだだろう。

『前橋市三俣町の夫婦殺傷事件』




『前橋市三俣町の夫婦殺傷事件』
  • 死亡被害者:川浦種吉さん(81)
  • 群馬県警
  • 土屋和也容疑者(26)



http://www.yomiuri.co.jp/national/20141219-OYT1T50112.html

前橋の夫婦殺傷事件、県警が似顔絵を公開

2014年12月20日 00時50分

    群馬県警が作成した容疑者の似顔絵

 前橋市三俣町の住宅で夫婦が男に刺され、夫の川浦種吉さん(81)が殺害された事件で、川浦さんの首や左わきの下などに約5か所の目立った傷があったことが、捜査関係者への取材で分かった。

 川浦さんの死因は首を刺されたことによる出血性ショックだった。

 群馬県警は19日、胸を刺され、軽傷を負った川浦さんの妻(80)の証言を基に男の似顔絵を作成し、ホームページで公開した。男は20~30歳代でやせ形、ぼさぼさの髪だったという。情報は前橋署(027・252・0110)へ。



捜査協力のため拡散すべき情報と思われるが、どうして身長の情報がないのだろう?。身長で人の印象は変わるものなのに。



http://www.asahi.com/articles/ASGDV35Z1GDVUHNB008.html

前橋の夫婦襲撃、26歳を逮捕 殺人未遂容疑

4年12月26日11時27分

 前橋市内の自宅で川浦種吉さん(81)と妻(80)が刃物で襲われ、川浦さんが殺され、妻が負傷した事件で、群馬県警は26日、別の建造物侵入容疑で逮捕した前橋市本町1丁目、無職土屋和也容疑者(26)を妻への殺人未遂の容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、「お金が目的だった」と供述しているという。

 県警によると、土屋容疑者は16日午前11時50分ごろ、前橋市三俣町2丁目の川浦さん宅に侵入し、トイレから出てきた妻の二美江さんの首や胸などを刺し、殺そうとした疑いがある。妻は重傷を負った。

 首などを刺された川浦さんは18日に死亡した。土屋容疑者は川浦さんを襲ったことも認めているという。夫婦とは面識がなかったという。窓ガラスを音を出さずに割る「焼き破り」と呼ばれる手口で出窓から侵入していた。

 県警は23日、盗み目的で前橋市の飲食店に21日未明に侵入した疑いで土屋容疑者を逮捕した。関係先を家宅捜索し、自宅から凶器とみられる包丁や血のついた着衣などを発見している。

 県警は、川浦さん方から西へ約0・7キロの前橋市日吉町1丁目の小島由枝さん(93)が11月に殺された事件についても、現場の遺留物などから土屋容疑者が関与した疑いがあるとみて調べる。



早い逮捕は良かった。短絡的な犯行だな。26歳で無職という背景は何だろう?。家族・友人など周りの人の問題もあるんだろうか?。

『「餃子の王将」社長射殺事件』




『「餃子の王将」社長射殺事件』

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  • 犯人が逮捕されないまま1年が経過した中で興味深い記事を見つけた。なかなか面白い。核心は続報らしい。作品が既にあるなら手に入れて読んでみたいものだ。



http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41475

2014年12月20日(土) 一橋文哉
「餃子の王将」社長大東隆行氏はなぜ殺されたのか――迷宮入りと囁かれる事件の謎をジャーナリスト・一橋文哉が追った
『餃子の王将社長射殺事件』より
現代ノンフィクション

「餃子の王将」社長射殺事件・第1回
『早くも迷宮入り? 3・3・2・2の難事件』

 「餃子の王将」を全国展開する「王将サービス」の大東隆行社長(当時72歳)が2013年12月19日朝、京都市山科区の本社前で、何者かによって至近距離から立て続けに胸や腹に拳銃弾4発を撃ち込まれ殺されるという衝撃的な事件が起きて、1年が経つ。

京都府警は延べ約2万人の捜査員を投入したが、犯人の正体どころか、大東氏が殺害された理由さえ分からず、警察内部では早くも「迷宮入り(未解決)」の声が囁かれている。捜査はなぜ、進展しないのか。
3つの“不運”で躓いた初動捜査

王将事件は、府警にとって3つの“不運”が重なっていた。逆に犯人側からすれば、それを狙って計画した犯行とも考えられる。

まず、事件当日が寒くて真っ暗な冬の早朝、しかも雨天とあって目撃者がなく、毛髪などの細かい物証や足跡がほとんど流されてしまったことだ。2番目は、大東氏が自宅から車を運転して一番乗りで出勤し会社周辺を清掃することを日課としていて、犯人が下見や待ち伏せなど十分に準備できた点である。そして最後は、「開かれた会社」をウリにする「王将」が本社敷地内に防犯カメラを1台も設置しておらず、警備員も配置していなかった現状である。

実際、府警は「王将」本社の道路を挟んで向かい側にある別の梱包会社の防犯カメラに映っていた犯人らしき人影と走り去る車両の画像をもとに、周辺の防犯カメラやNシステム(車両ナンバー自動読取装置)の画像を繋いで懸命に犯人を追跡したが見失い、犯人は闇の中に消えてしまった。かくして初動捜査は失敗に終わった。

王将事件は車内などに現金百数十万円が手つかずのまま残され、カネを奪う目的とは思えなかった。府警は早くから、冷静に拳銃を4発連射して全弾を致命傷となる部位に命中させた手口などから、「何者かに雇われたプロの殺し屋」の仕業と睨んでいた。

ところが、そうした見方と矛盾する3つの謎が現場に残され、捜査を迷走させたのである。
3つの謎に震え上がった「王将」

第1の謎は、凶器の拳銃が日本の警察官が使用し、暴力団のヒットマンなどもよく使っている38口径回転式ではなく、25口径自動式であったことだ。小型の25口径は持ち運びに便利で、発射時の反動が小さいから非力な人間でも使いやすい。反面、殺傷能力や命中率は低くなる。また、自動式は連射には向いているが、装弾不良などのトラブルが多く、プロの殺し屋はもとより、暴力団のヒットマンもまず使わない。彼らも命懸けだから、いざと言う時に故障したり相手に致命傷を与えられない武器は使いたくないのだ。

第2の謎は、弾丸を撃ち込んだ部位である。殺し屋は短時間で確実に致命傷を与えるため、1発目は頭部に撃ち込むケースが多い。94年の住友銀行(現・三井住友銀行)名古屋支店長射殺事件でも、犯人は38口径回転式拳銃で至近距離から1発で眉間を撃ち抜いており、凄腕の殺し屋ほど1発で仕留める傾向が強いのだ。

だが、王将事件の犯人は最初に頭部を狙わずに4発も連射、まだ弾倉に弾丸が残っていたはずなのにトドメを刺していない。現に、大東氏は銃撃されてから15分ほどは生存していたと見られ、第一発見者に犯人の人着(年齢や体格、服装などの特徴)や犯行の様子をしゃべられる危険性があった。



さらに鑑識捜査の結果、弾丸が“すぐ死なないように細工”されていたことが判明。殺し屋に犯行を指示した黒幕的人物の強い恨みを感じさせる証拠が出てきたのだ。詳細は11月28日に上梓した拙著『餃子の王将社長射殺事件』(角川書店)をお読み頂きたいが、事件の背後に、何やらドロドロとした不穏な空気が漂い始め、あまりの不気味さに脅え、「王将」側は震え上がった。

それが端的に示されたのが、3番目の謎であった。犯人はなぜ、「王将」本社前で社長を殺害したのか、ということである。

大東氏は社長に就任後も連日、店舗を巡って激励や指導に当たっていたし、一人で自転車に乗って会社や自宅などの周辺を“散歩”することも多かった。いくら早朝とはいえ、出勤する従業員もいる本社前より、もっと狙いやすい場所はいくらでもあったはずだ。

しかも、人間が車を乗り降りする時は足元に気を取られ、どうしても周囲への注意力が散漫になる。暗殺者とすれば標的が車を降りようとする時に銃撃すれば、相手は身動きできず確実に殺害できるのに、わざわざ車外に出た社長を正面から連射している。

これはいったい、何を意味するものか。

「社長は真正面から1発食らった後、地べたに倒れ込むまで続けて3発撃ち込まれとる。そりゃ、ショックやで。夜が明けきらん暗闇の中、自社の前で誰にも発見されず、身体からどんどん血が噴き出し周囲に血溜まりが広がるのを感じながら、たった一人で息絶えていくんやからな。これは犯人の怨念というより処刑やないか」

企業を標的とした事件に詳しい大阪府警刑事は、そう明かす。
2つの“二重構造”がもたらす真実

ところが、府警がいくら大東氏個人に対する恨みや会社経営上のトラブルなどを調べても、細々とした問題はいろいろと出てくるものの、殺害に至るほどの動機が浮上して来ないのである。

バブル経済が崩壊した90年代以降の未解決事件を調べると、犯行動機を持つ黒幕的人物が報酬を支払って、殺人や強盗などを実際に行う実行犯を雇うケースが増えていることが分かる。未解決事件で犯人が捕まっていないので断定はできないが、世田谷4人惨殺事件も、八王子スーパー3人射殺事件も、そうした特徴が窺える。いわゆる「二重構造事件」で、犯行動機がなかなか分かりにくい。

王将事件は、そこにもう1つの「二重構造」が隠されているのではないかという気がしてならない。つまり、犯人にとって真の標的は大東氏ではなかったのではないか、ということである。

私は、「かい人面相」を名乗る犯人が大手食品・製菓六社を脅迫し、スーパーなどに青酸混入菓子を置いて世間と業界をパニックに陥れたグリコ・森永事件や、「赤報隊」と称する犯人が散弾銃で記者二人を殺傷した朝日新聞阪神支局襲撃事件、前出の住友銀行名古屋支店長射殺事件など、企業が絡んだ数多くの未解決事件を取材してきた。どの事件も、背後に政財界の大物や闇社会のドンの影がチラつき、莫大な利権をめぐる黒い欲望が漲る権力闘争やさまざまな怨念が絡み合い、誰が真犯人で、どれが真の犯行動機か分からないという大がかりで、複雑怪奇な犯罪ばかりであった。

王将事件は、登場人物や犯行動機にそれほど広がりや深みがあると思えないし、発生から一年(他の事件は時効近くに執筆)なのになぜ書いたのか と言うと、この不気味なダブル「二重構造」に魅かれ注目したからである。次回、事件の真相に迫る。

<以下、第2回へ続く>

* * *

『高井戸署管内マンション敷地内強制わいせつ事件』






http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/jikenbo/takaido140127/jiken.htm

警視庁 Metropolitan Police Department
警視庁のウェブサイトからさがす  
トップ / 事件ファイル / 高井戸署管内マンション敷地内強制わいせつ事件

高井戸署管内マンション敷地内強制わいせつ事件

平成26年1月27日(月) 午前0時35分ころ、高井戸警察署管内のマンション敷地内において、強制わいせつ事件が発生しました。

情報をお寄せください

発生日時

平成26年1月27日(月) 午前0時35分ころ
発生場所

東京都杉並区所在のマンション敷地内
被疑者の特徴


  • 性別 :男性
  • 年齢 :30歳から40歳くらい
  • 身長 :170センチメートルくらい
  • 体格 :中肉
  • 特徴 :目が細く、真ん中分けのおかっぱ風の頭髪、サラリーマン風
  • 着衣 :黒色フード付ロングコート、灰色っぽいズボン


被疑者の写真

情報提供

○ よく似た人を知っている
○ 公共交通機関内(電車、バス等)で見たなど、どんな些細なことでも結構です。情報をお寄せください。

【問合せ先】
警視庁 高井戸警察署
TEL 03-3332-0110(署代表)



割と表情の出ている写真が公開されているのに通報が無いのは何故だろう。賞金はかけていないのか。ミニマム設定などは無いのかな?。マンションの住所または地図はなぜ公開しないのだろう。探しているのか、探していないのか、よく分からない。深夜にこんな格好で居るのは帰宅途中の人間だから、この近辺の男だ。この1年間で転出した30代の男。独身に限らない。

警視庁のページを見るとWEBに何時アップしたのかが分からない。追記更新の有無も分からない。

『熊本・赤ちゃんポスト遺体遺棄事件』


『熊本・赤ちゃんポスト遺体遺棄事件』




http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/local/kumamoto/20141206-OYS1T50042.html

赤ちゃんポスト遺体遺棄 被告に懲役1年求刑

2014年12月06日

 親が養育できない子どもを匿名で預かる慈恵病院(熊本市西区)の「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に、生後間もない男児の遺体が遺棄された事件で、死体遺棄罪に問われた山下舞子被告(31)の初公判が5日、熊本地裁であり、山下被告は起訴事実を認めた。検察側は懲役1年を求刑し、即日結審した。判決は17日。

 起訴状によると、被告は自分で産んだ男児の遺体の処置に困り、10月3日、遺体を車で運んでゆりかごに入れ、そのまま立ち去った、とされる。

 検察側は冒頭陳述などで、被告が9月30日早朝、山鹿市の自宅の浴室で出産直後に男児が死亡し、同居の両親に発覚するのを恐れて遺体を車内に置いていたと指摘。「慈恵病院は、理由があって育てられない乳児を救うためにゆりかごを設置しており、病院に与えた衝撃や社会的反響は大きい」とした。

 弁護側は「ゆりかごに遺体を入れれば供養してもらえるかもしれないと考えた」とし、執行猶予付きの判決を求めた。
2014年12月06日 Copyright © The Yomiuri Shimbun 





  • この人は赤ちゃんの遺体を遺棄しただけで罪を問われているのかな?。死産だったのか?。赤ちゃんの命を奪ったのではないか懸念される。子供を作る相手は何処にいるのかも気になる?。無責任な男の存在こそ罪を問われるべきではないか。

『「世田谷一家殺害事件」を迷宮入りにしていいのか?』


『世田谷一家殺害事件を迷宮入りにしていいのか?』

  • 世田谷一家殺害事件
  • 宮沢みきおさん(当時44歳), 
  • 泰子さん(同41歳)
  • 長女にいなちゃん(同8歳)
  • 長男礼君(同6歳)


http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000e040177000c.html

世田谷一家殺害:犯人、未明に逃走か パソコン接続誤作動

毎日新聞 2014年12月12日 11時22分(最終更新 12月12日 15時08分)

世田谷一家殺害事件で亡くなった宮沢みきおさん一家=みきおさんの母、宮沢節子さん提供


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 東京都世田谷区で2000年12月、宮沢みきおさん(当時44歳)一家4人が殺害された事件で、警視庁成城署捜査本部が、これまで事件翌朝とみていた犯人の逃走時刻を、未明の可能性が高いとみて捜査していることが分かった。事件後も現場にとどまった犯人が犯行翌日の朝に操作したとみられていたパソコン(PC)の接続履歴などを改めて確認したところ、誤作動だった可能性が高いことが判明した。捜査本部は未明に不審者の目撃情報などがなかったか再度検証している。

 これまでの調べによると、事件は隣家に住む親族が「ドスンドスン」という大きな物音を聞いた12月30日午後11時半ごろに発生。翌日午前10時50分ごろ、この隣家に住む宮沢さんの義母(故人)が屋内に入り発覚した。

 捜査関係者によると、宮沢さん方1階にあったPCには、31日午前1時18分と同10時の2回、インターネットに接続した記録が残されていた。

 しかし、(1)2回目の接続はサイトを移動しないまま約4分後に切断(2)発見時にマウスが机から落ちていた−−などの不審点があったため、同機種で再検証したところ、マウスが落下した衝撃などで自動的に接続する場合があることが分かった。

 1回目の接続の際は空フォルダーを作成したりサイトを閲覧したりした形跡があるため、捜査本部は犯人がパソコンを操作した午前1時18分以降に逃走したとみている。【松本惇】

 【ことば】世田谷一家殺害事件

 2000年12月31日午前、東京都世田谷区上祖師谷3の会社員、宮沢みきおさん(当時44歳)、妻泰子さん(同41歳)、長女にいなちゃん(同8歳)、長男礼君(同6歳)の4人が殺害されているのが見つかった。現場の遺留品や血痕などから、犯人は比較的若い男で身長175センチ前後、血液型A型とみている。



今になってこのニュースが流れている。殺人に時効は無いが関連する犯罪については時効が成立してしまうからだろう。変な法律だ。

迷宮入りなのか?



フジテレビの報道スクープSPでこの事件を取り上げている。念入りに事件をトレースしている。とても分かりやすいビデオだ。ただ犯人の動きを決めて掛かっている部分に理解できないものもある。

この内容なら殺害こそが目的でその手のプロだろう。刺激を求めていると誰かは言っているが違うね。狙いを付けての殺人。勝手に一家を恨んでいた人間がいた。その人の直接の犯行か、もしくは委託殺人だろう。勝手な想像を続けるなら、前者だ。

一家の主の子供時代から当時までの交友関係の中に犯人はいるに違いない。

妬み(ねたみ)・嫉み(そねみ)の類。何かの清算。

被害者の交友関係をリストしたものは無いのか。あれば犯人に辿り付けるかも知れない。

週刊誌にもこの事件は何度か特集されていたように思う。日本中に俄かプロファイラーが現れて推理をしているのだ。あるいは韓国人とか中国人とかの外国人を犯人にしているものもあった。その可能性を否定する根拠などないが、その場合は委託殺人だろう。

悪意を持ったものは被害者の心の中にいる。嫌、既に忘れた存在かも知れない。犯人だけが被害者を強く意識していただろう。

(1)学校時代の友人
(2)職場の同僚
(3)取引先の担当

15年経過している今、リストの変化を洗うことで犯人を絞りやすくなるだろう。



Wikipediaに相当量の情報が整理されている。羅列的ではあるが止むを得ない。個人情報保護を意識し過ぎたのか被害者個人の情報が乏しい。誰かの殺意を買っていたことは明らかだ。

世田谷一家殺害事件・被害者家族の名前

宮沢みきお(44)さん

しかし、

DNAが採取されているらしいことは朗報だ。次々と照合するだけで犯人に辿り付ける。犯人も病気や怪我をするだろう。人間ドックにも行くだろう。直接犯は必ず逮捕できる。



犯行は年末か。2000年12月30日は年末の土曜日か。サラリーマン的だな。年末の大仕事を自分に課したようだ。

仕事関係で恨みを買った。繰り返す転職。外資系の転職は誰かが繰れば誰かが首になる。彼が転職するたびに何人かの人に災いが起きているだろう。本人は自分がなぜ飛ばされたのか分からない。恨みや怒りが最も大きくなるのは、自分をどけて入ってきた後任がまた直ぐに他へ移るばあいだ。あいつの気まぐれのせいで自分は仕事を失ったのだから、置かれている状況によっては半端じゃないだろう。余儀なくされた自分の転職が上手く行っていれば結果オーライにするかもしれない。自尊心が強ければ結果によらず許しがたいと思うだろう。

企業担当は企業へ思い入れがある。誰かの思惑を外した可能性がある。被害者が望んだことでなくても逆恨みの対象になるだろう。全くの勝手推測だが。

コンサル業100%でなければ尚更だろう。もし、職を失った人が居たとすれば許せなかったに違いない。

ということはこの方面の調べは終了しているのだろうか?

遺留品ばかりに目が行っているが、動機の線を洗うのは終わっているということか?。先日は犯人が逃走した時間を修正する記事が出ていた。筋違いの議論に見えなくも無い。



《勝手な推測の結論》

被害者と直接のコンタクトは無くても被害者の転職あるいは役割変更の影響を受けたであろう人々の中にヒントが隠されている。

『三菱銀行人質殺人事件』


三菱銀行人質殺人事件


テレビのスペシャルで概要をみたが、凄まじく残酷な事件だな。生存者の35年後の今のインタビューも放映された。現場にいた全ての人の人生を狂わしてしまっただろう。犯人は射殺されたらしい。だれがこんな人間を作ってしまったのだ?。社会の何が問題だったのか。

オーストラリア・シドニーのイスラム・テロの人質立てこもり事件と重なる。




2014.12.12 13:00

スクープ! 事件から35年、撃たれた銀行員が初告白

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立てこもりの現場となった三菱銀行北畠支店
 13日のフジテレビ系「報道スクープSP 激動! 世紀の大事件II~目撃者が明かす新証言と封印された極秘資料~」(後7・57)でスクープ映像が放送される。

1979年に起こった三菱銀行猟銃立てこもり事件。凶悪強盗犯、梅川昭美が同行北畠支店に立てこもり、多数の客と銀行員を人質にし、警察官を含め4人を殺害した事件だが、そのとき瀕死の重傷を負った竹内貞夫さん(83)=当時47歳、銀行相談窓口係=がカメラの前で初めて事件の全貌を明かす。

 番組の青木亮ディレクターによると、手紙での取材依頼に始まり、何回かのやりとりのあと、竹内さんは「忘れたい気持ちも半分あったが、形を変えた無軌道な若者たちがいる現代において、私が話すことで何か意義があるはず」と考えたという。

 梅川から「生意気だ」と激高された竹内さんは、2メートルの至近距離から散弾銃で撃たれながらも九死に一生を得た。その後、梅川の指示を受けた同僚から左耳を削がれるという出来事も起こった。梅川には死んだと思わせていたので「切られるときに声を出したら同僚も殺されると思い、必死になってこらえた」と振り返り、いま同僚に思うことは「よう思い切って(耳を)やってくれたなと。おかげで助かったんやで」という。意識が朦朧とするなか、妻と子供4人に血で遺書をしたため、般若心経を唱えていたことも明かされた。


2014.12.12 13:00

スクープ! 事件から35年、撃たれた銀行員が初告白

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立てこもりの現場となった三菱銀行北畠支店
 発生から42時間がたち、犯人射殺という形で事件は解決したが、竹内さんは「彼の人生の最後はあれでよかったかもしれないが、人質の思いとしてはやり切れなかった。反省し、償う気持ちを示して死刑という形であってほしかった」と青木ディレクターに語ったという。

 銀行員として同行で定年まで勤め上げた竹内さん。あの忌まわしい事件から35年を経た初めての告白は深く、重い。同事件に関しては、新田勇さん(80)=当時45歳、大阪府警刑事部長=も登場し、犯人と闘った42時間を振り返る。

 そのほか、豊田商事事件(1985年)、宮崎勤・連続幼女殺害事件(88~89年)、世田谷一家殺害事件(2000年)、アメリカ同時多発テロ(01年)、畠山鈴香・秋田児童連続殺害事件(06年)などを取り上げる。

『ペヤングやきそばゴキブリ混入事件?なぜか釈然としない』




『ペヤングやきそばゴキブリ混入事件?なぜか釈然としない』


http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000m040061000c.html

ペヤング:生産中止は全24商品 従業員170人解雇せず

毎日新聞 2014年12月11日 20時06分(最終更新 12月11日 20時51分)
「ペヤング」の姿が消えた店頭の即席麺コーナー=群馬県伊勢崎市のドラッグストアで2014年12月10日午後10時20分、尾崎修二撮影

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定番の「ソースやきそば」(左)と「ソースやきそば超大盛」も生産・販売休止に=尾崎修二撮影
定番の「ソースやきそば」(左)と「ソースやきそば超大盛」も生産・販売休止に=尾崎修二撮影
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 即席麺「ペヤングやきそば」にゴキブリが混入していた問題を受け、全24商品の生産と販売を当面休止すると11日に発表した製造元「まるか食品」(群馬県伊勢崎市)は、「このまま作り続けても消費者の納得を得られない」と休止の理由を説明した。従業員約170人は設備管理や回収商品の確認などの業務に従事させ、解雇はしないとしている。

 同社はこれまで「工程上、混入は考えられない」と説明してきたが、全商品を流通業者から回収し、消費者から返品を受け付けることにした。休止中に実施する工場設備の改修期間は未定で、生産再開は来春になる可能性があるという。

 この問題では、消費者が今月2日、ツイッターに「ペヤングからゴキブリ出てきた」と画像付きで投稿。画像はインターネット上で拡散して話題となり、同社は3日、ゴキブリ入りとされた麺を回収した。伊勢崎保健所の指導もあり、この麺と同一ラインで同じ日に製造した「ハーフ&ハーフ激辛やきそば」「ハーフ&ハーフカレーやきそば」(いずれも賞味期限2015年5月9日)の計約5万個を自主回収し、市内にある2工場とも操業を停止した。

 健康被害は確認されておらず、同社はほかの商品についても「安全上の問題はない」としている。

 同社は消費者からの返品を着払いで受け付け、商品代を返金する。問い合わせは、まるか食品お客様相談室(0120・32・8189)。29日までは平日・土曜の午前9時〜午後7時、来年1月5日以降は平日午前9時〜午後5時。【尾崎修二】
 ◇まるか食品

 まるか食品の主力商品「ペヤングソースやきそば」は1975年発売。業界初の液体ソースや四角い容器、斬新なCMが受けてロングセラーになった。関東地方では「UFO」(日清食品)や「一平ちゃん」(明星食品)と並ぶカップ焼きそばの定番となっている。

 まるか食品の伊勢崎市内2工場の1日の生産量は平均30万食以上。民間信用調査会社によると、同社は資本金4000万円の非上場企業ながら、売上高は全国に約1400社ある麺類製造業者で20位。



釈然としない理由
  • ツィッターに投稿したこと
  1. ゴキブリを発見した人はなぜツィッターに写真を投稿したのだろう。
  2. ペヤングにもクレーム受け入れの窓口があるだろう。受付が9時-5時体制なら朝まで待てなかったのか。
  3. クレームしても取り合わなかったからアップしたのなら理解できるがいきなりネットに晒すのはやり過ぎだろう。拡散したら取り返しが付かないくらいは理解できるだろう。
  4. ツィッターにいきなり上げれば愉快犯に見られてもしようがないだろう。
  • ペヤングの対応
  1. 多分最初の対応は”そんなはずはない”だったのではないか?。
  2. ペヤングの生産ラインはどのレベルか?。
  3. 全ての商品の生産を止めて回収するというのは尋常じゃない。全品になるのは生産ラインの管理が相当低い状態だったことにならないか。顧客離れが懸念される。
  4. 一切の不安を脱ぐために全品回収・返品対応としたなら立派な対応ともいえる。
  5. 工場内ラインの映像を公開して欲しい。
  • 従業員は解雇しないというのは立派だけど、工場の清掃に従事していると聞くと変な感じだ。ラインの何が問題か調べなければいけないのに清掃なんかしてしまったら問題が把握できないのではないか。全く不衛生だったら論外だけど、普通に清掃していて問題が出たのなら原因追求のための調査をやるべきで清掃なんてとんでもないことでしょう。言い方は悪いが証拠隠滅になりかねない。
  • 写真からは、まだ麺が柔らかい状態でゴキブリがポンと飛び込んだか投げ入れられたように見える。従業員を疑いたくないが工程の品質を確保するために監視カメラなどは設置されていないのだろうか。

『「三億円事件」に新説登場?フィクションとしても面白い』


『「三億円事件」に新説登場?フィクションとしても面白い』



http://dmm-news.com/article/901911/

【三億円事件】46年目の真相「田中角栄のポケットバンクが襲われた」(前編)

2014.12.10 06:50 DMMニュース

有名な三億円事件のこのモンタージュ写真
有名な三億円事件のこのモンタージュ写真
 日本の未解決事件史上、最大のミステリーといわれる「三億円事件」が12月10日、発生から46年目を迎えた。1975年の12月10日に公訴時効となってからも、39年の時間が経過したが、事件の概要はいまだ謎に包まれたままだ。数々の犯人説があるなか、今回、新たな犯人説が浮上した。驚くべきその内容をお伝えしよう(DMMニュース編集部)。

遺留品150点以上も残し時効になるなど考えられない

 動員された捜査員、16万人以上――。捜査対象者11万人、参考人32人、強制捜査1人――。 捜査費用9億円――。

 前代未聞の人員と巨額の費用が投入されたものの、事件は迷宮入りした。

 1968年(昭和43)12月10日――東芝府中工場に運ばれる予定だった約3億円の従業員のボーナスを積んだ日本信託銀行国分寺支店の現金輸送車が、偽の白バイ隊員によって白昼堂々強奪された。

 わずか数分の、見事ととしか言いようのない強盗劇――だが、事件の細部を検証すればするほど、三億円事件の非現実性ばかりが浮き彫りとなる。

 まず白昼堂々、しかもわずか数分で現金を強奪することがなぜ可能だったのか。そして警察の捜査網をかいくぐり、時効まで逃げ切る芸当がはたして可能だったのか。

 元公安幹部A氏は、筆者が抱いた疑問について、次のように答えた。

「白昼堂々の強奪と逃走劇。さらに遺留品を150点以上も残して、時効まで逃げ切ることは、100%あり得ない」

 だが、その“あり得ない”事件が現実に起きたのである。

なぜか警察からの警護要請を無視した日本信託銀

 東芝府中工場(以下東芝府中)は1965年(昭和40)に日本信託銀行国分寺支店(以下信託)と取り引きを開始した。

 当初、従業員の給与を運ぶ際は、信託の斜め前にあった三菱銀行国分寺支店(当時)に一晩預け、給料日当日に三菱銀行から出発していたとされる。

 給与の銀行振り込みが当たり前の昨今と違って当時は現金支給だった。

 だが1968年10月、つまり3億円事件が起きる2カ月前から、運搬方法が変わった。信託から直接給与が運搬されるようになったのである。

 三億円事件の前日、信託は賞与の袋詰め作業の際に警察へ警護の要請をしている。しかし、運搬の際の警察からの警護要請は無視しているのだ。この不可解な信託の行動は、まるで「現金を奪ってくれ」と言わんばかりの奇妙さである。

 さらに、事件発生後の警察の対応にも疑問がある。事件発生から警察が事件を発令するまで14分の時間を要し、奪われた金額も当初「9000万円」と誤伝している。単なる現場の混乱とされたが、はたしてそれだけの理由だったのだろうか。

 奪われた3億円は、わずか「1万6000円」の掛け金の損害保険で補填され、翌日には従業員にボーナスが支給されたという(一説には1週間遅れたとの話もある)。

 事件発生後、警察は内部犯行の線から、東芝府中や東芝本社、信託、三菱銀行までをも捜査対象とした。そのドタバタの最中に5千人を超える従業員の賞与の袋詰め作業などは現実的に可能だったのだろうか。

 筆者はずっと疑問に思ってきたことがある――奪われた3億円を誰も見ていないのだ。

 輸送車は確かに盗まれた。だが、ジュラルミンケースの中身は、行員以外に誰も証明できない代物だった。

 事件で奪われたとされる現金のうち、信託側に通し番号として登録されていたのは「五百円札・2000枚」……たったの100万円たらずである。つまり、残りは“足がつかない”金だったとも言えるのだ。

 ジュラルミンの中に現金はほんとうに入っていたのか……じつは、“空っぽ”だったのではないか……。

日本信託銀は田中角栄の“ポケットバンク”だった?

 事件直前の不可解な動きを整理してみよう。

 東芝は三井グループに属する企業であるにもかかわらず、なぜか前述の通り三菱グループの信託(昭和41年に三菱銀行常務が就任し、後に三菱銀行と合併)と取引を開始。信託は三億円事件における被害銀行である一方で別の顔も持っていたのである。

 1973年(昭和48)の国会で田中角栄の金脈問題が追及された際、信託から田中のファミリー企業への数千億円もの疑惑融資の問題が表面化した。田中が大蔵大臣時代に三菱と信託の間を取り持ったとされ、信託の社長が田中の盟友・小佐野堅司の会社で以前に監査役を務めていたこともあった。信託は政界と深い関係を持った銀行であり、前述の疑惑融資を鑑みれば、田中の“ポケット・バンク”的な側面があった可能性もある。そして、田中は1966年(昭和41)12月に辞任した自民党幹事長の職に、3億円事件が発生する1カ月前の1968(昭和43)11月に復帰している。

 東芝府中と信託の取引開始が1968年……田中の幹事長復帰が同年11月……そして、同年12月に三億円事件が発生。

 複数の目撃者や前述した150点以上の遺留品があったことから、早期解決の空気が捜査陣には漂っていた。だが、事件は早期解決どころか、迷宮入りという憂き目をみる結果となった。

 なぜ、犯人を逮捕できなかったのか?(後編に続く)

(取材・文/中村透)



迷宮入りか。時効か。真実を語る人はいないのか。ノンフィクション、小説、ドラマ。どれが本物?。

記事は新たなシナリオを紹介するものだが、後から振り返って都合のいいものをくっ付けたようにも見える。小説なら面白い。



http://dmm-news.com/article/901913/


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三億円事件46年目の真実「背後に防衛産業の利権」(後編)
 

2014.12.11 06:50 DMMニュース

事件直後の現場の様子 事件直後の現場の様子

「三億円事件」から46年目が経った。前編(「三億円事件から46年目にしてわかった事件の真相」)では、東芝―信託銀行―田中角栄という事件の背後にある“接点”が浮き彫りになった。この接点の背後には、防衛産業をめぐるある動きと連動していた! 前編に続き衝撃の新事実が明らかになる!(DMMニュース編集部)
後藤田正晴がこぼした意味深な発言

 三億円事件は、複数の目撃者や前述した150点以上の遺留品があったことから、早期解決の空気が捜査陣には漂っていた。だが、事件は早期解決どころか、迷宮入りという憂き目をみる結果となった。では、なぜ、犯人を逮捕できなかったのか?

 前出の元公安幹部A氏は次のように証言する。

「組織に入ったころ(昭和50年代)はすでに、捜査も下火になっていた。内部で話を聞いた限りでは、捕まえられない事件だったということだ。上層部は全容を把握していた気がする……」

 捕まえられない事件――この言葉で想起されるのが、容疑者とされ、後に服毒自殺を図った警察官の息子の存在だ。だが、A氏はこの警察官の息子の件と事件が未解決になったことは関係ないと言い切る。

「息子のために未解決にするようなことはない。その息子は何かに関与した可能性もあるが、未解決の理由はそれではないと思う」

 三億円事件は何かしらの政治的配慮で解決できなかった事件だったのだろうか。詳細を明かすことはできないが、筆者はある人物とコンタクトすることができた。

 三億円事件発生当時、現場から至近の距離にあった府中競馬場周辺に住んでおり、警察から事件の“重要人物”としてマークされた経歴を持つ人物だ。現在70歳を超えたB氏は当時の状況を次のように語る。

「執拗に公安や警察に尾行されて、妻までも疑われた。当時、貿易や不動産で金回りも良く、派手なアメ車に乗っていたからかもしれない」

 B氏は犯人ではもちろんない。だが、事件から20年ほど経過したある日のことだった。 政界と縁があったB氏は、警察官僚出身で“カミソリ”や“日本のアンドロポフ”の異名をとった後藤田正晴(故人)の関係者と会談していた。そのとき、三億円事件が話題になったという。

「“アメリカ”とか“米軍が”とか、そんな話を聞いたけど……」
自殺者まで出した三菱vs三井の兵器受注戦争

 “アメリカ”“米軍”というキーワードから想起されるのは、三億円事件が起こる8年前の1960年(昭和35)前後から噴出した、防衛庁(当時)の利権をめぐる暗闘である。

「アメリカは緊張の度合いを増した対中・ソに対する防共の基地として、日本の核軍備強化を急いでいた。三菱、東芝、石川島播磨(IHI)などの軍需企業や丸紅、伊藤忠などの輸入商社が躍起になって利権の獲得に動いていた」(元公安幹部・A氏)

 防衛庁の幹部の軍需企業への天下りや情報漏洩、兵器発注の便宜供与が次々と発覚。なかには、謎の自殺を遂げた幹部もいた。

 そうした最中で、三菱VS三井(東芝)の受注戦争が勃発した。ナイキ(ミサイル)は三菱、ホーク(同)は東芝が当初受注予定だったが、“三菱ミッション”と呼ばれる裏部隊がアメリカの軍需企業「レイセオン社」に30万ドル、関連会社「ノースロップ社」に5万ドルの計35万ドル(当時の邦貨換算で1億5000万円)を渡し、三菱が逆転。だが、最終的には日米政府高官が動き、ホークは7(三菱)対3(東芝)で決着した。

 当事、後のロッキード事件で田中角栄とともに主役の一人となる児玉誉士夫は秘密代理人としてこの軍需利権で莫大な金を動かしていた。

 とくに三億円事件が発生した1968年(昭和43)12月、防衛庁の次期戦闘機が「グラマン社」に決定すると、ロッキード社から報酬を得ていた児玉は、首相だった佐藤栄作に猛烈な攻撃を仕掛けた。

「政財界から暴力団まで、すべてを巻き込んで、カネがばら撒かれた。収集がつかず、日米両政府が事態収拾に走った。三菱が取りまとめ役となって、戦闘機などは三菱、原子力は東芝と大雑把な棲みわけができた」(政界関係者)

 そんな最中に起きたのが、不可解な事件「三億円事件」だったのである。
3億円は防衛利権の工作資金として消えた?

『三億円事件』(一橋文哉/新潮社)によれば、実行犯は不良・暴走族集団「立川グループ」で、奪った金は米軍基地に隠した後、海外に持ち出したとある。だが、これは現実に可能なのだろうか。

「昔、警察も米軍基地ラインは密かに調べたらしい。でも、海外にカネが行った可能性は絶対にない。金は国内で消えたはずだ」(前出・A氏)

 3億円は、防衛利権の渦中で“工作資金”として消えた――これが筆者の推測である。 防衛利権に絡む“黒い霧”の渦中で、現在の価値で換算すると10億円もの巨額の金を表立って供与できない状況があった。そこで、3億円事件という“架空の事件”を演出することで、巨額の金を“造り”、そして裏へと流した。

 ジュラルミンの中身は空、工作資金は損害保険で賄われ、国内では損害を被った者はいない――前代未聞の強奪事件と裏金工作を同時に行なう緻密にして大胆な謀略。この壮大な謀略を実行できる人間は政財界で隠然たる影響力・権力をもっていたはずだ。

「上層部は全容を把握していた気がする……」

 A氏の言葉にあるように、警察が手出しすることなどできなかった。事件はこうして迷宮入りした――。

 余談だが、マンガ『サザエさん』に興味深い4コマ漫画がある、バッグを買いに出かけたサザエさんが店頭で大きな四角い鞄を開け(ジュラルミンケースに見立てて)、空っぽであることにハッとしてしまうという三億円事件のパロディ的な内容だ。サザエさんと言えば、1998年までアニメの単独スポンサーは「東芝」だった……これは、単なる偶然だろうが……。

(取材・文/中村透)

【お詫びと訂正】本記事におきまして、記事掲載当初、記事とは無関係な株式会社内田洋行様に関する記述がございましたので、当該箇所を訂正いたしました。株式会社内田洋行様ならびに読者の皆様、関係各位に深くお詫び申し上げます(12月11日13時30分)

『栃木県ペット大量遺棄事件』


『栃木県ペット大量遺棄事件』

  • 木村正樹(39)
  • 菊池弘樹(21)
  • 栃木県那珂川町



http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m040089000c.html

犬遺棄:木箱で運搬中死ぬ 「処分に困り捨てた」 栃木

毎日新聞 2014年12月09日 20時57分(最終更新 12月09日 21時51分)
栃木県那珂川町の遺棄現場近くで保護されたトイプードル=栃木県動物愛護指導センター提供

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 栃木県内で小型犬の死骸が相次いで見つかった事件で、犬80匹を捨てたとして廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕され、罰金の略式命令を受けた那須塩原市、元ペット店従業員で無職、木村正樹(39)▽同市、無職、菊池弘樹(21)の両被告について、木村被告が事件の数日前、犬の搬送の手伝いと譲渡先の紹介を菊池被告に依頼していたことが分かった。

 起訴状などによると、両被告は共謀し、10月30日夜ごろ、宇都宮市の鬼怒川河川敷に、ミニチュアダックスフントやトイプードル、コーギーなど45匹の死骸を遺棄し、その後、那珂川町の山林に27匹の死骸と生きた犬8匹を捨てたとしている。

 捜査関係者によると、菊池被告は木村被告が実質的に経営していた那須塩原市のペットショップの従業員だった。木村被告は「(死骸を遺棄した)数日前、廃業する愛知県内のペット業者から100万円の報酬を条件に犬を引き取る約束をした」と供述しており、その後、菊池被告に犬の搬送の手伝いなどを依頼した。

 犬は木箱に入れてトラックで搬送された。当初、木村被告が以前勤務していた那須塩原市のペットショップに運ぶ予定だったが、出発から約5時間後、箱の中を見ると犬は死んでいたといい、木村被告は「処分方法に困って、高速道路を下りてから国道293号を走り2カ所に捨てた」と話しているという。【加藤佑輔】




http://www.asahi.com/articles/ASGCM4S3SGCMUUHB00B.html

大量供給の裏で処分・遺棄… ペット業界の構造的問題は

友田雄大、岩佐友

2014年12月5日05時12分

写真・図版栃木県那珂川町の遺棄現場付近で、生きて保護されたコーギー=県動物愛護指導センター提供

 栃木県で犬の死体が大量に見つかった事件。元ペットショップ従業員の男らが逮捕されたが、背景に飼育がずさんな悪質ペット業者の存在など、構造的な問題を指摘する声も出ている。

 10月末から11月初めにかけ、宇都宮市の鬼怒川河川敷で45匹、那珂川町の山林で27匹の犬の死体が見つかった。県警は県内の30代と20代の2人が愛知県のブリーダーから処分を任されたとみて廃棄物処理法違反などの容疑で調べている。

 見つかったのはいずれも小型犬の成犬で、雌の多くは何度も出産を経験した痕があった。栃木県では7月にも3市で生きた犬6、7匹ずつが捨てられているのが見つかっている。ヘルニアやがん、フィラリアにかかっている犬がおり、劣悪な環境で業者に育てられた可能性が高いという。

 栃木県の事件をきっかけに、全国的に犬の遺棄が相次いでいることが明らかになった。佐賀県では10月中旬から11月上旬、マルチーズ18匹が生きたまま見つかっている。群馬県高崎市でも4月に3匹、8月に8匹が捨てられていた。

 日本動物福祉協会栃木支部の川崎亜希子支部長は「販売の構造を変えないと、同じような問題は繰り返される」と懸念を示す。今はトイプードルやチワワ、ミニチュアダックスフントなどが人気で、それらが大量に供給される裏で、売れ残った犬や産んだ親犬を処分しなければならない事態になっているという。

 川崎さんによると、優良なブリーダーの場合、子犬を産ませるのは3歳程度まで。残る寿命は約10年。栃木県内で100匹以上の犬を扱うブリーダーの男性は「売れ残った犬の面倒を最期までみるのは大きな負担だ。うちではえさ代だけで月10万円超。経済的に難しい人もいるだろう」。

 環境省によると、保健所などへの持ち込みで殺処分される犬は2012年度で約3万8千匹。昨年9月に動物愛護法が改正され、自治体が業者からの動物引き取りを拒めるようになった。同省は「売れ残った犬を安易に保健所に持ち込む業者が一部にあり、一度飼ったら死ぬまで面倒をみるよう徹底させる趣旨だ」。ただ、悪質業者による処分が殺処分から遺棄に変わっただけとの指摘もある。同省は「都道府県の立ち入り調査などで、ずさんな飼育をしている業者を把握するしかない」という。

 だがペットショップやブリーダーなどの登録業者数は全国で2万2千。栃木県内だけでも約400ある。県内で立ち入り調査を担う職員は40人にも満たない。

 欧米には、繁殖業者の調査を動物専門の取り締まり機関が調べる仕組みがある。アニマルポリスと呼ばれ、業者による動物の扱いに問題があると判断した場合は告発する。組織によっては逮捕権を持つという。

 国内でも兵庫県警が今年1月、動物に関する通報、相談を専門で受ける「アニマルポリス・ホットライン」を開設。動物虐待の取り締まりに力を入れる動きが出ている。

 自身が暮らす京都市でアニマルポリス導入を求める署名活動をした女優の杉本彩さんは「先進国でこのようなシステムがないのは日本だけだと思う」とし、導入の必要性を強く訴える。

 「今回の事件は今まで闇に葬られていたものが明るみに出ただけ。これを受けて国が動かないと、同じような問題はなくならない」(友田雄大、岩佐友)


ペットを大量に提供する業者は、裏から見るとペットを大量に殺している業者だ。生産量と引き取り量をジャスティファイ出来なければ必ず殺戮者になる。その黒い部分を誰かに押し付けている。そういう構図。購入者が成長した犬を買わない消費者行動にも問題がある。

『(公務員の犯罪)唐津市職員の不正入札』


『(公務員の犯罪)唐津市職員の不正入札』



http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/132943

唐津・漁港工事不正入札 市職員ら3人、贈収賄容疑で送検

2014年12月06日 09時47分

 唐津市発注の漁港工事をめぐる不正入札事件で、佐賀県警などは5日、収賄容疑で市水産課職員碓井孝容疑者(41)を、贈賄容疑で同市鎮西町の「大潮建設」社長久保克裕容疑者(52)と同社営業課長宮崎聡容疑者(52)をそれぞれ佐賀地検に送検した。

 送検容疑は、昨年10月から今年7月まで計5回行われた駄竹(だぢく)漁港(同市肥前町)の港湾整備工事の入札に関し、工事設計の担当だった碓井容疑者が見積もりの内訳を漏らすなど、同社の落札のため有利に取り計らい、久保、宮崎両容疑者から謝礼として現金約10万円を受け取った疑い。

 佐賀地検は碓井容疑者が7月の入札で、最低制限価格算出の基となる書類を事前に宮崎容疑者に渡し同社に落札させたとして、3人を官製談合防止法違反などの罪で起訴している。




http://www.city.karatsu.lg.jp/article.php?posted=2&articleid=08050490014176588421027409698

職員の贈収賄事件に係る市長コメント

 昨日、本市発注の漁港工事の入札に絡み、起訴されておりました職員が贈収賄容疑で再逮捕されました。

 市政に対する不信感、失望感を与える事態となり、市民の皆様に深くお詫び申し上げます。

 逮捕内容を確認し、事実関係を把握した上で厳正に対処するとともに徹底した再発防止に努めて参ります。

    平成26年12月4日

                  唐津市長 坂井 俊之


この市長コメントは少し変だな。問題は昨年7月から発生しているのにどうして初めて聞いたように対応をいうのだろう。既に何が問題だったかは把握できて家tいいのではないか。これでは嫌々重い腰を上げているように見えてしまう。市長としては自らの課題もあるわけでコメントももっと踏み込む必要があるのではないか?。

『静岡市の公務員の犯罪:収賄容疑で職員逮捕』


『静岡市の公務員の犯罪:収賄容疑で職員逮捕』

  • 公務員の犯罪
  • 静岡市
  • 大村吉隆(44)
  • 増田明彦(63)



http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20141206/CK2014120602000100.html

2014年12月6日

静岡市入札妨害 収賄容疑で職員再逮捕

 静岡市発注の土木工事をめぐり、価格情報を漏らした見返りに金銭の授受があったとして、静岡中央、静岡南、清水各署と県警捜査二課は五日、収賄の疑いで市河川課副主幹大村吉隆(44)=公契約関係競売入札妨害罪で同日起訴=、贈賄の疑いで「静岡西部建設」土木部次長増田明彦(63)=同=の両容疑者を再逮捕した。捜査関係者によると、ともに容疑を認めている。

 逮捕容疑は、大村容疑者が市契約課に在籍中の二〇一一年一~二月ごろ、複数の市の土木工事の入札に関し、職務上知り得た最低制限価格の推計値を漏らした謝礼として、増田容疑者から二回にわたり計二百八十万円を受け取ったとされる。

 捜査関係者らによると、大村容疑者の金融機関の個人口座に、今年まで増田容疑者からの入金記録があり、継続的に情報漏えいがあったとみている。

 大村容疑者は当時、契約課の企画担当主査として入札に携わり、増田容疑者は市内の別の建設会社に勤務していた。捜査二課は、大村容疑者が情報漏えいを持ち掛け、増田容疑者が落札したい工事を選んで携帯電話のメールなどで大村容疑者から情報を入手していたとみている。

 大村容疑者は入札情報をパソコンで閲覧できる個人管理パスワードを持っており、入札情報を主にパソコンを使って入手して最低制限価格を推計していた。河川課に異動した一二年以降、パソコンで情報を閲覧できなくなったため、夜間に契約課に侵入。鍵で書庫を開け書類を盗み見ていた。

 増田容疑者は、自社が入札に参加しない場合は、入手した情報を市内の複数業者に転売し、情報一件につき数万円を得ていた。買い受けた業者がさらに転売することもあった。



  1. このhと断ちは、結局、税金を食い物にしているのです。分別盛りどころか指導的役割が必要な人たちが愚かなことだ。恥を知れ。私財を売却してでも損失補てんのために市に寄付でもすることだ。

『仁川アジア大会カメラ窃盗事件は日本水連の失態か?日本選手を守らず冤罪リスクを助長?』-2








『仁川アジア大会カメラ窃盗事件は日本水連の失態か?日本選手を守らず冤罪リスクを助長?』-2


冨田さんは12月に入って2回目の記者会見を行なった。韓国で事件の翌日にビデオを観て冨田選手を犯人と言い切ったのはJOCの柳谷本部員と分かった。彼がカメラを盗んでバッグに入れるところを観たと証言した本人だ。富田選手は知らない外国人から何かの塊を渡されたのでバッグに入れて持ち帰った。外国遠征ではファンなどからそういう行為を受けることがあるので特段気にも留めなかったとのことだ。

だから、何かを鞄に入れる行為は事実。盗み取る行為は虚偽。柳谷は盗み取るところを本当に見ているのか。

不審の外国人はいないと主張するには、全ての監視カメラの映像を切り貼りなし(無加工で)で閲覧させなければいけない。



一番の問題は民主主義が定着していない韓国でどんな正義の裁判が期待できるかだ。世界が注視していても産経新聞記者をむりやり起訴して報道の自由を制限するような国だ。今度の裁判官が反日主義者でないことの確証は何処にもない。韓国警察の捜査は白で、日本人被疑者は完全に黒にされかねない。富田選手が一番恐れたのは多分このことだろう。



JOC柳谷の責任は超が付くくらい重い。日本人選手を守る気持ちが無ければ韓国に帰ればいいのではないか。韓国は心の故郷なんだろうから。

『所謂お騒がせ女史なのか?正義の主張なのか?「わいせつ」とは何か意外と難しい』




『所謂お騒がせ女史なのか?正義の主張なのか?「わいせつ」とは何か意外と難しい』




http://www.sankei.com/affairs/news/141203/afr1412030017-n1.html

2014.12.3 13:36更新

ろくでなし子容疑者また逮捕 女性器の3Dデータ配布容疑 「わいせつではない」 警視庁

 五十嵐恵容疑者(左)と渡辺みのり容疑者

 女性器の3Dデータを配布したなどとして、警視庁保安課は3日、わいせつ電磁的記録記録媒体頒布などの疑いで、東京都世田谷区野毛、漫画家、ろくでなし子こと五十嵐恵容疑者(42)を再逮捕するとともに、女性器の石膏(せっこう)型を展示したとして、わいせつ物公然陳列容疑で、文京区本駒込、作家でアダルトショップ経営、北原みのりこと渡辺みのり容疑者(44)を逮捕した。

 同課によると、五十嵐容疑者は「女性器はわいせつなものではない」などと容疑を否認し、渡辺容疑者は黙秘している。

 同課は7月、女性器の3Dデータを全国で初めてわいせつ物と認定し、3Dデータの送信容疑で五十嵐容疑者を逮捕したが、証拠隠滅の恐れがないなどとして同月、釈放されていた。

 五十嵐容疑者の逮捕容疑は5月、新宿区の個展で自分の女性器をかたどったボートの模型の購入客17人に、無料で自分の女性器の3Dデータを記録したCDを配ったなどとしている。

 渡辺容疑者の逮捕容疑は五十嵐容疑者と共謀して昨年10月~今年7月、文京区本郷のアダルトショップで、五十嵐容疑者が作成した女性器の石膏型を展示したとしている。



変な事件だ。2人の女性(作家でアダルトショップ経営と漫画家)が女性器が「わいせつ」かどうか世の中に問うようなことをして逮捕された。普通の感覚では隠しておいて何の問題もないが、2人の職業は表現の自由だから、制約の無いことはとても重要なんだろう。



『未成年者の深刻な事件事故の陰には常に児童相談所の怠慢が潜んでいる?』-2


『未成年者の深刻な事件事故の陰には常に児童相談所の怠慢が潜んでいる?』-2

  • 長崎県有識者検討会
  • いとうひろこ-伊東浩子(弁護士)
-
  1. 問題の課長は処罰されないのだろうか?。必然性の議論は残るが可能性としては、殺害された少女、自殺した加害者の父親、殺人犯となった加害者を作らずに済んだ可能性がある。丸投げは受けるなという課長自身が己を身勝手に丸投げしているじゃないか。




2014.11.30 21:48更新
【佐世保高1女子殺害】

パワハラが通報放置招く 有識者委が児相の対応検証で見解

 長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、県の佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)の対応を検証している県有識者検討会は30日の会合で、児相幹部による部下への日常的なパワハラが、逮捕された少女(16)に関する精神科医からの通報の放置を招いたとする見解でほぼ一致した。

 会合後に記者会見した委員長の伊東浩子弁護士は「パワハラの影響があった可能性が高いというのがおおむね一致した見解」と述べた。今後も議論を進めて報告書にまとめるが、時期は明らかにしていない。

 パワハラと通報放置の因果関係を指摘する声は児相内部からも出ていたが、県が10月に公表した報告書では関係に言及しておらず、会合に出席した県幹部は「県の内部検証と違う結果で、しっかり受け止める必要がある」と話した。

 問題の児相幹部は、事件前から日常的に職員に威圧的な態度や、「丸投げは受けるな」などと他機関との連携に支障を生じさせるような発言をしていたことが判明している。


要注意。この課長のパワハラが不作為の原因とする態度には問題が極めて大きい。パワハラと言っても所詮課長クラスじゃないか。管理監督職は他にも何人もいたはずだ。それらが見てみぬ振りしていたのなら全くの同罪だろう。
長崎は有識者を集めたところで本気に問題に向き合っていないのではないかという疑問は残る。長崎のメディアも同じではないか。

『浜松市チラシ配りバイトの女性介護士刺殺事件の犯人像?』


『浜松市チラシ配りバイトの女性介護士刺殺事件の犯人像?』
  • おおはしさだこ-大橋貞子さん
  • 介護士


http://www.yomiuri.co.jp/national/20141129-OYT1T50063.html

民家玄関先で近くの介護士死亡、首に刃物?の傷

2014年11月29日 19時15分
 29日午前7時15分頃、浜松市東区子安町の民家の玄関先で、近くに住む介護士大橋貞子さん(50)が倒れているのを、捜索していた静岡県警浜松東署員が見つけた。

 大橋さんは首に刃物でつけられたとみられる傷があり、すでに死亡していた。県警は殺人事件と断定し、浜松東署に捜査本部を設置した。司法解剖して死因などを調べる。

 捜査本部などによると、大橋さんの着衣に乱れはなく、争った形跡もなかったという。市内の老人福祉施設に勤務している大橋さんは28日午後9時過ぎ、情報誌を配るアルバイトに行くため、自宅を出た。深夜になっても戻らないため、捜しに出た夫が、遺体発見現場近くの路上に止めてあった大橋さんの自転車を見つけ、29日未明に同署に捜索を願い出た。

 遺体発見現場は、JR浜松駅から東に約2・5キロ離れた住宅街。大橋さんの自宅はそこから南東に約350メートル離れた住宅地にあり、夫と高校生の次女との3人暮らし。


  • 犯人像の推理(12/01)
  1. 刃物による深い刺し傷が致命傷であることから殺害目的の殺人事件だろうと想像できる。直線的な殺害行為だから、強い恨みが怒りに変わるのに時間は掛かっていない。犯人は結論を急いでいただろうか。
  2. 夜のチラシ配りのバイトのタイミングを捕らえているので、そのようなことまで情報を交換する相手だった可能性が先ず考えられる。
  3. 携帯電話を放置しているので証拠隠滅を考えていないことから日常的な交友は無さそうだ。
  4. 家族に思い当たることが無ければストーカーの可能性も消える。
  5. 病院受付のときの応対や同僚との間の出来事で逆恨みを買ったとも考え難いが、気立てが良いことを踏まえ、患者の特別な心理状態を考えると、病院関係が最初にチェックする領域になるだろうか?。
  6. 事件は28日夜、犯人の早期逮捕が望まれる。

『高齢化社会に適応した毒婦は「後妻業」?京都の事件は氷山の一角?』


高齢化社会に適応した毒婦は「後妻業」?京都の事件は氷山の一角?




http://www.news-postseven.com/archives/20141128_289233.html

京都夫毒殺事件の容疑者の手口の酷似の直木賞作家の小説存在

2014.11.28 16:00

 結婚相談所を介して出会った男が次々と死んでいく…。2009年に日本中を震撼させた、木嶋佳苗被告(40才)の向こうを張る女が、京都に現れた。11月19日に殺人容疑で逮捕された、筧知佐子容疑者(67才)である。

 結婚相談所を介して出会った男が次々と死んでいくという彼女の人生は、奇しくも、直木賞作家の黒川博行氏が8月に上梓した新刊『後妻業』(文藝春秋社刊)に酷似する。同書に登場する武内小夜子は69才という高齢女性で、彼女もまた、結婚相談所で出会った男性を次々と殺害し、生前書かせた公正証書遺言に基づいて全ての財産を奪い去って行く…。

 今回の事件を予言したともいえる同書だが、千佐子容疑者の素性を追うと、小夜子も顔負けの“プロ後妻”とでもいうべき、戦慄の手口が浮かび上がってきた。知佐子容疑者の男性遍歴は以下のとおりだ。

(1)1970年 大阪府貝塚市の印刷会社経営の男性と結婚。1994年に男性は死亡(享年54)

(2)2006年春 兵庫県西宮市の会社経営の男性と再婚。同年8月に男性は死亡(享年69)

(3)2008年2月 大阪府松原市の資産家の男性と再々婚。同年5月に男性は死亡(享年75)

(4)2011年末 大阪府貝塚市の無職の男性と交際。2012年3月に男性は死亡(享年71)

(5)2013年春 兵庫県伊丹市の内装業経営者と交際。同年9月、男性は死亡(享年75)

(6)2013年11月 京都府向日市の筧さんと4度目の結婚。同年12月に筧さんは死亡(享年75)

※女性セブン2014年12月11日号



  1. 知佐子は急ぎすぎて失敗したが、回数も多すぎる。賢い毒婦は3回で止める。手口も変える。インターバルも開ける。毒婦は60歳まで。予定がずれても65歳まで。後は優雅な未亡人生活?。気に入った人が居ても世話を焼くのは真っ平ゴメン。世話をするのがストレスなんだから所詮本気の主婦業は出来ない。
  2. 全国の夫との死別を繰り返す女を調べろ。病死でも安心は出来ない。
  3. 「後妻業」(書籍)は既に電子化されていた。少し安く買えるかも知れない。(1600円。紙本より400円安い)

『"チャゲ&飛鳥"麻薬事件を際立たせる美人秘書の裁判』


『"チャゲ&飛鳥"麻薬事件を際立たせる美人秘書の裁判』




http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/338391/

「栩内裁判」スピードアップの裏に裁判所の事情

2014年11月27日 11時00分

ことごとく申請が却下された栩内被告
 越年はさせない! 歌手ASKA(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)とともに覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われた栩内(とちない)香澄美被告(37)の論告求刑公判が来月11日午後に東京地裁で開かれる。25日に行われた第5回公判に同被告は紺色の上下にタイツ、黒のハイヒール姿で出廷。いわゆるコンサバ系ファッションで、オシャレに気を使っている様子がうかがえた。

 公判では改めて主張したASKAの証人申請を却下され、3回目の毛髪鑑定要請も「裁判所が事件の証拠集めを先導することはできない」(鈴木巧裁判官)という理由で退けられた。同被告は逮捕後、いつ毛髪鑑定をしてもいいよう美容院には行かず“ありのまま”の状態を保っていたが、それも報われなかった。

 ことごとく弁護側の申請を却下し、裁判をスピードアップさせた背景には、裁判官の「越年させない」という強い意志が感じられる。初公判からすでに4か月。薬物事件の裁判でここまで長引くのは異例で、さすがの裁判官も「年内で終わりますよね?」と、やんわり念を押したほどだ。

 法曹関係者は「裁判は一日に何件もあり、法廷を利用するにも他の裁判のスケジュールを加味しなければならない。初犯の薬物事件は大半が即日結審。言い方は悪いが『これ以上、付き合わされるのは勘弁』ということだろう」と話す。

 それでも弁護側は論告求刑後に再度説明の場を設けてほしいと主張。これに根負けした形で、来月17日午前に異例の“30分弁明”の場が設けられることになったが、裁判官は「あくまで仮決定ですので。こちらもいろいろ大変なんですよ」とクギを刺すことも忘れなかった。弁明の機会が設けられれば、栩内被告にとっては最後のチャンス。しかし、これまで裁判官の心証を悪くした感は否めない。検察は懲役3年程度を求刑するとみられる。



  1. 真相は分からない。そういう印象を弁護士は作り出そうとしているような気がする。女性を被害者と見ることが出来る。
  2. しかし、カメラをずっと引いて構えてみると、プライベートなことかも知れないが、女性の生き方を見ていると、会社から特別な知遇を受けて、芸能人と特別な関係を持って、麻薬常習を知りながら、普通に付き合い、性行為も繰り返している。非常識でしょう。既に何かの麻薬で犯されてしまっていないか心配になる。

『人は何かのはずみで鬼の道に歩き出す?筑後事件もその一つだろうか?』


『人は何かのはずみで鬼の道に歩き出す?筑後事件もその一つだろうか?』
  • 福岡県筑後市
  • リサイクル店殺人事件
  • 中尾伸也(48)
  • 妻知佐(46)の



http://mainichi.jp/select/news/20141115k0000m040120000c.html

筑後事件:犠牲者は5人 捜査終結へ 17日にも書類送検

毎日新聞 2014年11月14日 22時19分

 福岡県筑後市のリサイクル店殺人事件で、県警は14日、店経営の中尾伸也(48)、妻知佐(46)の両被告=殺人罪などで起訴=を、元従業員男性(当時19歳)への傷害致死などの容疑で17日にも書類送検し、捜査を終結すると発表した。併せて知佐被告と知人の男2人を知人男性への傷害致死などの容疑で書類送検する。いずれも公訴時効が成立しており、福岡地検は不起訴処分とする見通し。一連の事件の犠牲者は5人になった。

 伸也、知佐被告の送検容疑は2004年5月上旬〜6月上旬、両被告が住んでいた筑後市のアパートで、元従業員男性に殴る蹴るなどの暴行を繰り返して死亡させるなどしたとしている。知佐被告ら3人の送検容疑は1993〜94年、福岡市東区の知人の男のアパートで、東区の別の知人男性を繰り返し殴る蹴るなどして、死亡させたなどとしている。知人男性は当時22〜23歳だった。

 県警によると、遺体はいずれも土中に埋めるなどしたとみられ、元従業員男性の遺骨の一部は筑後市にある伸也被告の実家の庭から発見された。しかし、知人男性の遺体は見つかっていない。元従業員男性については殺人罪の時効が成立していないが、証拠が乏しく殺意の立証に至らなかった。傷害致死罪の時効は事件当時10年で、今年6月に成立している。

 一連の事件では両被告が、元従業員男性(当時22歳)への殺人罪、両被告の義弟の冷水(ひやみず)一也さん(当時34歳)と、冷水さんの長男大斗(だいと)ちゃん(当時4歳)への傷害致死罪で起訴された。県警捜査1課の清水幸喜課長は「証拠が乏しいことや時間の経過から立件困難に思われた一連の事件に対し、昼夜を分かたぬ捜査で解決に至った。県民や関係機関の協力に感謝申し上げる」とコメントした。【吉川雄策、宗岡敬介】



  • この事件もまた不可解。密室では何が起きているか分からない。蜜室では心に悪魔が入り込む機械を待っているんだ。

『テレビドラマで話題になった土下座?安易に口にしないこと!』


『テレビドラマで話題になった土下座?安易に口にしないこと!』

  • 大阪府茨木市
  • コンビニエンスストア
  • 土下座



http://www.sankei.com/west/news/141120/wst1411200042-n1.html

2014.11.20 16:48更新

コンビニ土下座事件 「原因はすべて私にある」缶コーヒー投げつけた女に有罪 大阪地裁で即日判決

男性店長らに土下座を強要する様子を撮影した動画の一部

 大阪府茨木市のコンビニエンスストアで9月、店長らに因縁をつけて土下座させ、商品のたばこを脅し取ったとして恐喝罪に問われた飲食店従業員の女(39)の初公判が20日、大阪地裁で開かれた。即日判決となり、長井秀典裁判官は「執拗(しつよう)な脅迫は悪質だが、被害者と示談している」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 検察側は冒頭陳述で、女が10代の娘とバイクの集団走行に参加中、立ち寄ったコンビニで店長と口論になり、缶コーヒーを投げつけたと指摘。女は被告人質問で「事件の原因はすべて私にある」と謝罪した。

 判決によると、女は9月8日、バイク仲間ら3人と共謀。コンビニ店内で「車突っ込む言うてるで」などと店長らを脅し、たばこ6カートン(2万6700円相当)を受け取った。

 事件をめぐっては、いずれも同罪に問われた元会社員の男(46)と無職男(39)も今月11日、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。土下座の様子を撮影した動画をインターネットサイトに投稿した娘も中等少年院に送致された。



  • 土下座だけなら罰もそれなりだろうが、チンピラまがいの行いは相当な重罪になってしまった。民事の賠償請求も当然受けるだろうから現実は厳しい。
  • 腹立ちまぎれに安易に土下座などと言うといつの間にか自分が犯罪者にされているかも知れない。そういう時代だ。ご注意あれ。

『東京・三鷹バス痴漢冤罪事件の後書きは?』



『東京・三鷹バス痴漢冤罪事件の後書きは?』



被害者みたいに騒いだ女は実は加害者だった?

この女に天罰が下らなければ世間は収まらないでしょう。

軽率と自意識過剰の女が普通に生きていたら不条理でしょう。

相当の謝罪はしているのだろうか。誰も彼女を追いかけていないの?。



http://yukan-news.ameba.jp/20141124-10/

リアルそれでもボクはやってない!痴漢冤罪、30歳中学教師2年半の戦い【前編】

2014年11月24日 06時00分
    提供:週プレNEWS

恋人とのデート直前、たまたま職場に忘れた財布を取りに行こうと路線バスに乗った際、痴漢と勘違いされ逮捕。女性側の証言以外に証拠がなく、常識的に考えて多くの状況が無罪を示していても、検察は起訴し第一審は有罪判決。「推定無罪」の原則などまるで意味のない、理不尽すぎるえん罪の現実にジャーナリスト・江川紹子が迫る。

■手錠姿で職場の近くの病院に……

これから恋人とデート。クリスマスのプレゼントは何にしようか……。そんなうきうきした気分でバスに乗っていた東京都三鷹(みたか)市の中学校教諭・津山正義(まさよし)さん(現在30歳、当時27歳)が、痴漢の疑いをかけられ、逮捕されたのは2011年12月22日の夜。無実を叫び続けたが受け入れられず、一審では有罪判決が下され、今年7月、控訴審でようやく逆転無罪となった。

今年9月には、やはり痴漢をしたとして一審で有罪となった神奈川県横浜市の会社員が、控訴審で逆転無罪となっている。痴漢えん罪事件を描いた映画『それでもボクはやってない』が話題になってから7年。今なお続く身近なえん罪の現実を、津山さんに語ってもらった。

***

その日は、2学期の終業式だった。当時の津山さんは、3年の学級担任でサッカー部の顧問。クラスの生徒を送り出した後、午後6時頃まで部活動の指導をした。夜は、JR吉祥寺(きちじょうじ)駅近くで、教師仲間の懇親会に参加。会には、やはり教師の恋人も出席した。その後、ふたりはクリスマスのデートをすることになっていた。

「12月24日は私の母の誕生日で、親戚も集まってパーティをやるので、デートができない。それで、この日の夜にデートすることにしたんです」

ところが、津山さんは職員室の机の引き出しに財布を忘れてきたことに気づく。

「普段なら、彼女にお金を借りて済ますんですけど、借りたお金でプレゼントをするのでは格好がつかない。それで、新宿駅で待ち合わせることにして財布を取りに行きました」






バス停に並んだ。ふと気が変わって、津山さんは「一緒に行かないか」と言うつもりで、恋人の携帯電話を鳴らした。だが、彼女は出ない。メールを送るつもりで文を書きかけたところで、バスが来たので乗り込んだ。車内はかなり混雑。津山さんはリュックサックをおなかのほうに回して下げ、バス後方に立っていた。

しばらくして、恋人からメールが来た。

〈ちゃんと学校に戻ってる?〉

着信履歴に気づいた彼女は、津山さんが学校に戻るのをやめて、自分を探しているのではないかと思ったのだった。

当時、津山さんが使っていたのは、折りたたみ式のいわゆるガラケー。書きかけの文を消し、あらためてメールを書いた。

〈ちゃんと戻ってるよ。あと1時間くらいかな〉

メールを送信して間もなく、前に立っていた高校の制服姿の女の子が、振り返って津山さんをにらんだ。目をそらしたが、敵意に満ちた視線を感じ、再び目を合わせた。すると、女の子が何か言った。

「後で女の子の証言を聞くと、『何か謝ることがありますよね』と言われたようです。でも、そのときは聞き取れませんでした。ただ、絡まれるのがイヤで、『ごめん、ごめん』と言っておけばやり過ごせると思ってしまったんですね。すると、女の子が、ばっと僕の手をつかんで『降りましょう』と言う。学校に向かっているバスなので、地域の方々が乗っているかもしれない。高校生と言い合いをしているのを見られたらみっともないと思って、降りたんです」

教師になって2年目。ベテランより指導力が未熟な分、いろんな人と会って相談し、地域の人たちと協力することが大事だと思い、津山さんは地元のお祭りやボランティア活動に積極的に参加していた。その分、地元では顔を知られている。人の目がよけいに気になった。

バスから降りると、女の子は「痴漢しましたよね」と言った。身に覚えのない津山さんは「知らないよ」と反論。「しましたよね」と詰め寄る女の子に、強い口調で「知らん!」と断言した。勢いに押されたのか、女の子は「じゃあ、帰ってください」と言った。






(人を痴漢扱いしておいて、謝罪もなく「帰れ」とはなんだ)

そんな思いをのみ込んで、津山さんは歩き始めた。すると、まもなく後ろから男性に抱きつかれた。「おまえ、痴漢しただろ」という声を聞いて、津山さんの脳裏に、過去に見た痴漢えん罪のニュースがよみがえった。

「あんなふうに、僕も無理やり犯人にされてしまうんじゃないか、と思い、手を振りほどいて逃げてしまいました。途中で転び、男性3人に取り押さえられ、三鷹警察署から来たパトカーに乗せられたんです」

そのまま三鷹署へ。女子高生の着衣の繊維が手に付着していないかを調べる「微物(びぶつ)鑑定」について説明され、「ぜひ、やってください」と頼んだ。逮捕状が出て、手錠がかけられた。留置場に入る前に検診を受けるよう指示され、手錠姿で近くの病院に連れていかれた。

「本当にみじめで悔しかった。うなだれている姿を知っている人に見られたら誤解されるので、せめて胸を張って顔を上げていようと思いました」

■「私の仕事は君を有罪にすることだ」

取り調べで、自白を求められた。「やっていない」と言い続けると、刑事に「目撃者が何人も出ているんだから、いいかげん、自分の口で話しなさい」「車載カメラに君の姿が映っているんだから、自白しなさい」と言われた。ショックだった。

「それが事実なら、僕は自分がまったく記憶していないところで、最もいやな行為をしていたことになる。自分はそんな人間なのか、どういう人格をしているんだ……と考え始めると、自分の存在すらも否定しなければならなくなるんです。

そもそも僕は、声を上げられない生徒たちの声を拾いたいと思って教師になりました。その僕が高校生の女の子に対して、そんな行為をしていたとしたら自分で自分を許せない。自分で自分を疑わなければならないのは本当に苦しかった」

弁護士に相談すると、「本当にカメラ映像があるなら、(警察は)それを示して、『ほら、触っているだろ』と言ってくる。それがないのは映像がないからだよ」という答えが返ってきて、少しほっとした。実際、裁判になってから、目撃証言もなければ、車載カメラには痴漢の場面が映っていないことがわかった。嘘で精神的な揺さぶりをかけられていたのだった。






刑事からは、「私の仕事は君を有罪にすることだ。そのために捜査をし、証拠を集めている」とも言われた。

取り調べには難儀した。話したことが、そのまま調書に記載されないのだ。左手でつり革をつかんでいたと言うと、「右手は?」と聞かれる。「普通にしていました。ポケットに入れていたか、だらんと垂らしていたのか……」と答えると、調書では「右手は垂らしていました。しかし、本当にそうだったのかわかりません」といった書き方をされる。

「ニュアンスが間違っているんですけど、僕も車内での自分の一挙手一投足をすべて正確に覚えているわけではない。『覚えてないんでしょ』と言われたら反論できない」

検察官とはこんなやりとりがあった。

「揺れるバスの中で、手がぶつかってしまったことはないのか?」

「僕の記憶では、そういうことはないです」

「可能性もないの?」

「可能性は否定できませんが」

この瞬間、にやあっと笑った検察官の顔を、津山さんは今も忘れられないという。

出来上がった調書を見ると、「女の子に触ってしまったことは否定できません」となっていた。懸命に抗議して訂正してもらった。

「頑張りきれずにサインしてしまったら、自白したことになるんですよね。調書って、そうやって作られていくんです」

*この続きは明日、配信予定!

●取材・文 ジャーナリスト 江川紹子




http://wpb.shueisha.co.jp/2014/11/24/39391/

リアル“それでもボクはやってない!”痴漢冤罪、30歳中学教師2年半の戦い【前編】

[2014年11月24日]


http://wpb.shueisha.co.jp/2014/11/25/39614/

リアル“それでもボクはやってない!”痴漢冤罪、30歳中学教師2年半の戦い【後編】


[2014年11月25日]

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