ページ

「おかねのけいさんできません」自治会虐め自殺事件


どこの自治会?、自治会長は誰?、全部オープンにしてくれ。集団のご都合で特定の住民を苦しめる自治会は少ない筈だ。


  1. どこの自治会ですか?
  2. 大阪市営なんて言えば、東京なら都営住宅だろう。ピンからキリまであるとしても基本的には低所得者向けだろう。何らかのハンディキャップを持っている人も少なくない。弱者の苦しい心情を理解する人も多いのではないか。
  3. これは、自治会の問題と言うより、特定の悪意を持った「悪(わる)」がなした普通の犯罪ではないか。
  4. 被害者はまだ36歳。高齢者の落胆とは違う。彼なりに将来を考えていた筈だ。彼の絶望感は想像以上だったに違いない。
  5. もしかすると、日常的に弱者を虐めてうっぷん晴らしをしている。
  6. 特定の奴が、弱者の弱点を晒し物にして行き場を無くして 自殺に追いやったのは明らか。
  7. どうして大阪府警は直ぐに逮捕しないのか。
 /



https://mainichi.jp/articles/20200731/k00/00m/040/044000c

 

「おかねのけいさんできません」男性自殺 障害の記載「自治会が強要」


毎日新聞2020年7月31日 10時36分(最終更新 8月3日 17時17分)




自殺した男性が自治会役員らに書かされたと両親が訴えている書面=大阪市内で2020年7月30日正午、伊藤遥撮影

 知的・精神障害がある男性(当時36歳)が自治会の役員らに障害者であることを記した書面を書くよう強要され、自殺したとして、男性の両親が自治会と役員らに計2500万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。両親によると、男性は「おかねのけいさんはできません」などと障害の影響についても詳しく書かされ、他の住民にも見せると告げられた翌日に自殺していた。7月31日に第1回口頭弁論があり、役員らは争う姿勢を示した。
遺族が提訴、自治会役員らは争う姿勢

 訴状などによると、男性が1人暮らしをしていた大阪市内の市営住宅では2019年11月、自治会の班長を住民同士がくじ引きで選ぶことになった。男性は障害を理由に選考から外してもらうよう役員らに求めたが、「特別扱いできない」と聞き入れられなかった。

 役員らは集会所で男性と対応を話し合った際、障害があることや日常生活への影響を記すよう要求。男性が書面を作成すると、役員らは他の住民にも書面を見せて男性のことを紹介すると説明したという。翌日の11月25日、男性は自宅で命を絶った。

 書面は便箋2枚に手書きでつづられ、「しょうがいか(が)あります」という言葉で始まる。「おかねのけいさんはできません」「ひとがたくさんいるとこわくてにげたくなります」「ごみのぶんべつができません」などと苦手なことを列挙し、文頭に×印を付けた。「となりにかいらんをまわすことはできます」などと、可能なことには○印を付けたとみられる。
両親「障害有無は個人情報」

 両親は「障害の有無などは他人に知られたくない個人情報。必要性がないのに本人の意思に反して書面作成を強要した」として、プライバシーや人格権の侵害を主張。他の住民に見せると伝えて心理的な負担をかけており、役員らは自殺を予見できたと訴えている。

 一方、役員は「どうすれば他の住人の理解を得ながら、男性を班長選出から外せるか模索した」として、強要を否定。書面の作成については「嫌がっているそぶりはなかった。ストレスのない方法を選択して適切だった」と主張している。

 近くに住む兄(41)によると、亡くなる前夜、男性は「言いたくないことまで根掘り葉掘り書かされた。さらし者にされる」とため息交じりに話し、落ち込んでいたという。兄は「弟は真面目でおとなしく、障害もあって他人に指示されると抵抗できなかった。自殺に追い込んだのは許せない」と話す。【伊藤遥】
自殺した男性が書かされたとされる書面(一部)

 しょうがいか(が)あります

○2500えんは ふうとうにいれれます

×おかねのけいさんはできません

○1たい1ではおはなしできます

×ひとがたくさんいるとこわくてにげたくなります

○となりにかいらんをまわすことはできます

○ひととあったらあたまをさげることはできます

×いぬとかねこはにがてです

×ごみのぶんべつができません

○自てんしゃにはのれます

○せんたくはできます ほすこともできます

○どこでもすーぱーこんびにはかいものできます

○くやくしょびょういんにはいけます

×かんじやかたかなはにがてです

 ◆相談窓口
いのちの電話相談

 0570-783-556=ナビダイヤル 午前10時から午後10時まで
自殺予防「いのちの電話」

 0120-783-556(なやみこころ)=毎月10日(午前8時から~11日午前8時)にフリーダイヤルの電話相談

 日本いのちの電話連盟はこちら(http://www.inochinodenwa.org/)

 全国のいのちの電話はこちら(http://www.inochinodenwa.org/lifeline.php)
東京自殺防止センター(NPO法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター)

 03-5286-9090=年中無休、午後8時~午前5時半(毎週火曜日は午後5時~午前2時半、毎週木曜日は午後8時~午前2時半 http://www.befrienders-jpn.org/)




人気の投稿:月間

人気の投稿:年間

人気の投稿