『高3少年3人組による鶴見川泥酔殺人事件の親の責任を問う』
- 山口亘(17)さん
- 加害者3人は口裏を合わせているが、只の事故にしたいと言う説明は恐らく何の真実も語っていないだろう。
- 被害者は3人組に呼び出されて、酒を飲まされ、暴力を受け、結局は鶴見川に投げ捨てられた。生きて戻れるかどうかは考えず、死ぬことを予想した上での殺人行為だ。
- 被害者遺族は全く同じことを3人の少年(とは言っても17歳は既にいい大人だ)に対して行ってもいいのではないか。国によってはそういう法律がある筈だ。
- 警察が殺人事件を立証するのは困難だろう。少年法に守られた完全犯罪だ。
- でも社会はこれを許して放置してはいけない。真実を暴くべきだ。
http://www.asahi.com/articles/ASH4C5J2BH4CULOB00R.html
罰ゲームで泥酔、放置時の気温3.7度 横浜の遺棄致死
黒石直樹、興津洋樹、大森浩司
2015年4月12日10時20分
被害者の遺体が発見された付近。暴行を受けたとみられる場所からやや上流=横浜市鶴見区、黒石直樹撮影
横浜市鶴見区の鶴見川河川敷で酒に酔った友人に暴行し、そのまま放置して死亡させたとして、17歳の高校3年の男子生徒3人が暴行と保護責任者遺棄致死の疑いで県警に逮捕された。被害者の男子専門学校生、山口亘(わたる)さん(当時17)は「ゲームで負けた罰」として、多量の酒を飲んでいたという。県警は暴行や放置の経緯を調べている。
知人に暴行、放置し死なせた疑い 高校生3人逮捕
県警少年捜査課によると、今年1月7日に山口さんの遺体がみつかったのは、同区市場下町の鶴見川橋とJR東海道線の間。4人が昨年12月23日未明に飲酒し、暴行があったとされる鶴見川橋の下の護岸から、114メートル上流に流されていたという。
12月22日夜に4人は遊んでいて「酒を飲もう」ということになり、近くのコンビニでウォッカや焼酎、ビールを購入したうえで、護岸に向かった。コンビニは、4人の年齢を確認しないで販売していたという。4人は過去にも数回、集まって飲酒したことがあったという。
「いつも中学生くらいの子たちが集団でたまっている場所。護岸に降りる階段はないが、少年たちなら降りられる」と近所の人は話す。
泥酔し、暴行を受けた山口さんが放置されたとみられる23日午前6時ごろ、付近の気温は3・7度という寒さだった。高校生3人の県警への説明によれば、放置されたのは川から2・7メートルほどの護岸上。声を出すなどの反応はあったといい、「直接的には水死させていない」と話しているという。また、放置した理由については「起こそうとしたが、起きなかった」とも話しているという。県警は放置後に山口さんが低体温症になり、意識がもうろうとしたまま川に過って転落し、水死したとみている。
県警によると、4人は区内の中学校の同級生で、特にトラブルなどは確認されていないという。3人のうち1人は放置した後、「LINE」で山口さんに連絡を試みていた。3人が山口さんの死亡を知ったのは、遺体がみつかった今年1月7日。山口さんの家族から聞いたという。
中学の後輩の男子は、亡くなった山口さんについて「面倒見が良くて明るい人だった。事件を聞いてとてもショック」と話した。(黒石直樹、興津洋樹、大森浩司)
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