『軽井沢スキーバス死亡事故は何が問題か?メディアの頓珍漢に呆れる!』
- 軽井沢スキーバス転落15人死亡事故
- 自動ブレーキ
- 自動衝突回避機能
- 製造物責任
- バス会社の管理が杜撰?
- 大型バスの運転経験が無かった運転手?
- ブレーキが効かなかった?
- ギアがニュートラルのままで3速に入らなかった?
- 工程に無理があった?
- 結局、人の問題、管理の音大に落ち着かせようとしている。馬鹿じゃないの?どんなに管理したところで人間は人間。ある確率で間違える。病気になる。気分が変わる。
- 当たり前のこと、自動ブレーキ、自動危険回避操作などをどうしてバス自身にやらせないのか?。今どきは軽自動車でも装備している機能が、多くの乗客を乗せて運ぶバスに実装させないのは、その時点で犯罪だろう。
- 行政の不作為・怠慢もあるが、メーカーの不作為・怠慢は許されない。
- 製造者責任の相当する事態であるにも拘らず、バスメーカーを問題にする報道は全く見られない。メディア、ジャーナリズムにも問題がありそうだ。
- これは自動運転、自動衝突回避に取り組まないメーカーと適切な指導を行わない行政の問題だ!
自動運転
自動衝突回避
重大事故はメーカー責任
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『バス事故はメーカー責任を問え!』
※+
『バス事故はメーカー責任を問え!』
http://mainichi.jp/articles/20160130/k00/00m/040/095000c
スキーバス転落
再発防止の有識者委が初会合
毎日新聞2016年1月29日 21時08分(最終更新 1月29日 21時08分)
15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーツアーバス転落事故で、国土交通省は29日、再発防止策を検討する有識者委員会(委員長・山内弘隆一橋大大学院教授)の初会合を開いた。規制緩和で大幅に増えた貸し切りバス会社に対する監査強化や、行政処分の厳格化を議論する。まとまった方策から順次実施し、今夏までに総合対策をまとめる。
会議の冒頭、石井啓一国交相は「事故を起こしたバス会社には行政処分を出していたにもかかわらず、事故後の監査で安全管理上、不適切な状態だと判明した。こういった事実を重く受け止めなければいけない」と述べた。
貸し切りバス会社は2000年の規制緩和で、15年末にはそれまでの2倍近い約4500社に増えた。国交省の監査官は360人ほどで、1年間に監査を受ける会社は全体の1〜2割にとどまる。委員会では、違反が重なる会社には免許取り消しを念頭に行政処分を重くすることも検討する。
軽井沢町の事故では、運転手が大型バスの運転に不慣れで、バス会社の研修が不十分だったのではないかとの見方も出ている。国交省の規定は、新たに雇用した運転手に対する実技訓練を義務づけていないため、実技訓練を課す方向で議論する。
このほか、安全運行にかかるコストを見込んで国が設定した基準運賃を旅行会社とバス会社に守らせる仕組みや、自動ブレーキの整備など車体の安全対策の強化も検討する。
また国交省は、全国12カ所で実施した街頭での監査で、88台中42台で違反が見つかったと委員会に報告した。【内橋寿明】
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http://response.jp/article/2016/01/30/268838.html
軽井沢スキーバス転落事故はなぜ起きたか…日本交通事故鑑識研究所が見解
2016年1月30日(土) 15時45分
映像をデジタル化して車両の軌跡を推定する日本交通事故鑑定研究所
映像をデジタル化して車両の軌跡を推定する日本交通事故鑑定研究所 日本交通事故鑑識研究所 大慈弥拓也社長
バス 特別編集
「未熟ではなく、不慣れな運転」…軽井沢スキーバス転落事故で、日本交通事故鑑識研究所
帰っていないのに終業点呼がされていた...スキーバス転落14人死亡事故
「運転者は確かに運転をしていた。事故の原因はかなりシンプルだと考えています」。
軽井沢スキーバス転落15人死亡事故は、なぜ起きたのか。交通事故鑑識研究所(大田区新蒲田)の大慈彌拓也社長は、国土交通省が公開した事故直前の映像をデジタル解析するなどして見解を示した。
同研究所は交通事故の遺族らと開発したドライブレコーダーの先駆者で、映像を使った安全教育や交通事故裁判などで事故鑑定を専門に行っている。
「我々の解析では、事故直前の衝突速度は時速50~60キロ。時速80~100キロという一部報道もありましたが、カーブに入ったのはそのスピードだとしても、事故を起こした時点までそれが続いていた場合、搭乗者の生存率は極めて低い。アナログ式のタコグラフ(運行記録計)の記録では、事故直後のスピードはわかりにくいので、ここは割り引いて考える必要があると考えられる」。
公開された映像は国道18号碓氷(うすい)バイパス、事故現場から約250メートル手前の定点カメラに映った15日午前1時50分過ぎから数秒間の走行映像だ。
「この映像をデジタル解析して車輪の軌跡を見ると、確かに運転をしていた挙動が見られる。けして気を失っていたわけでも、居眠りをしていたわけでもない。事故が起きたのは映像が残っている先のカーブですが、もし意識がなければ、カメラの設置されたカーブすら曲がることはできない」。
現場は対向車もなく、前照灯はハイビームで見通しがきく。峠を登り切って下り坂に入り、運転手が意識しないうちに、思いのほか速度が出過ぎてしまったのではないかというのだ。
事故車両の検証ではギアはニュートラル、フットブレーキの故障などはなかったことが伝えられている。断片情報は運転手の異変をうかがわせる。
「ギアがニュートラルに入っていたことは、現場検証でなく車両の持ち帰り検証で明かされています。事故車両を運ぶ時にギアをニュートラルにして動かすことは他の事故でもよくある。事故の衝撃による影響も考えられ、そのことが事故状況を反映しているとは限らない」。
《中島みなみ》
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