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『名古屋大学理学部女子学生(19)殺人事件に潜む遠い暗闇』


『名古屋大学理学部女子学生(19)殺人事件に潜む遠い暗闇』

名古屋大学の理学部には聡明な女子が集まるので有名だ。理系女子の頂点の一つだ。多くは教育者、研究者として、社会に出て行く。

殺人事件を起こした女子についての情報は限られている。ネットを当たればそれなりに収集できるが、無理矢理晒すこともない。

77歳の被害者との接触内容も不明だが、もっと気になるのは高校時代か中学時代のクラスメートに毒を飲ませた話だ。実際に障害者になった人物がいるらしい。

どのように処理されたのか、不適切な周囲の対応は無かったか気になる。

警察は早急に捜査すべきではないか。又なぜ刑事事件にならなかったのかも。今回の殺人事件の遠因になっていないとも限らない。



http://mainichi.jp/select/news/20150128k0000e040188000c.html

女性殺害:19歳名大女子学生「おのを中学生から所持」

毎日新聞 2015年01月28日 11時11分(最終更新 01月28日 12時14分)

容疑者の通っていた名古屋大学=名古屋市千種区で2013年、本社ヘリから撮影

 ◇「誰でもよかった」などと供述

 名古屋市千種区の無職、森外茂子(ともこ)さん(77)を殺害したとして、名古屋大学の女子学生(19)が愛知県警に殺人容疑で逮捕された事件で、女子学生が「中学生の頃から、おのを持っていた」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。

 調べに「人を殺してみたかった」「誰でもよかった」などと供述しているといい、県警は女子学生が以前から殺人願望を抱き、たまたま知り合った森さんを標的にした可能性があるとみて追及するとともに、現場から見つかった凶器とみられる手おのの入手時期などを調べる。

 捜査関係者によると、女子学生は東北地方の高校を卒業後、大学進学に伴い名古屋市昭和区のアパートで1人暮らしをしていた。手おのも、以前から持っていた可能性がある。

 女子学生のものとみられるツイッターには、「子供の頃から人を殺したかった」という趣旨の内容が投稿されていた。また事件当日の昨年12月7日には「ついにやった」と事件を示唆するような書き込みもあった。

 関係者によると、女子学生は事件直前、宗教に勧誘されたことをきっかけに森さんと知り合った。事件当日は宗教団体の活動に参加し、森さんに「いろいろと質問したい」などと関心を持っている様子を見せたが、県警の調べに対しては「宗教への勧誘がうっとうしかった」などと話しているという。女子学生は森さん殺害後、夜行バスで実家に帰省していた。

 逮捕容疑は昨年12月7日昼ごろ、昭和区の自宅アパートで、森さんの頭を手おので殴るなどして殺害したとしている。

 県警千種署は28日午前、女子学生を名古屋地検に送検した。【三上剛輝、大野友嘉子】



この事件はどうしても東北で過去何が起きていたか。見過ごされてきた遠くの暗闇に光りを当てなければいけないだろう。誰もが蓋をしてきたこと、本人も口を閉ざしていたこと、其処には彼女自身を追い込んだものが浮かび上がってくるかも知れない。

長崎、佐世保の女子高生殺人事件と似た側面があるように思われる。

彼女が出し続けていたメッセージを誰も受け止めなかった。そういうような事態はなかったか。

自分で自分の将来をもぎ取っていったとしたら、その理由は何だろう?。

これは例外ではなく、時代の病かも知れない。

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