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『若い人の自殺を放置する人間社会に欠けているものとは?』


『若い人の自殺を放置する人間社会に欠けているものとは?』



  1. 子供らはいじめを知っているのに教師や親がその情報に接していない訳はない。情報が頭に入って処理されるには、問題意識と言うフィルターあるいは増幅器が機能しているかどうかだ。当人であれ只の周囲の人であれ何人かの子供がシグナルを送っても気づかないのは教師に油断、慢心、無関心、無責任があるからだ。いつの子供の自殺事件も構図は全く同じだ。「知らなかった」のではなく「知ろうとしなかった」ことが最大要因。気付こうとしない不作為は犯罪であり、重く罰せられなければいけない。しかし、一度も教師が罰を受けた話は出て来ない。罪と罰の関係が崩壊している。職業教師だ。役割の中には監視・管理・監督・指導などが入ってきているのに、それらはいい加減すぎる。できるのは威張ること、脅かすこと、阿ること、恥ずかしい教師たちだ。
  2. 子供を失った父親は冷静に犯人捜しより経緯・いきさつ・背景・問題の本質などを明らかにすることを求めたらしいが、犯人捜しを避けることはできない。犯人を明らかに出来なければ、経緯も本質も明らかに出来ない。犯人を憎む気持ちが不十分では、闇の中に眠る本当の悪を照らし明らかにすることはできない。

  • 名古屋市立名塚中学校(名古屋市西区新福寺町二丁目)
  • 被害者は1年生、加害者は2年生で卓球部の先輩(名前は?) 
  • 名古屋市教育委員会梶田知委員長
  1. 名塚中学校・卓球・メンバー・2015」この中に犯人はいる筈だ。今は何もヒットしないが、誰もが忘れたころに必ず名前は上がるだろう。

http://mainichi.jp/select/news/20151107k0000m040127000c.html

名古屋・中1自殺:保護者から批判相次ぐ…市教委の説明会

毎日新聞 2015年11月06日 22時27分(最終更新 11月06日 23時07分)

 名古屋市西区の市立中1年の男子生徒(12)がいじめに遭ったという遺書を残して自殺した問題で6日夜、同校で保護者への説明会があり、約550人が参加した。緊急アンケートを行うまでいじめを把握できなかったことについて、出席者から疑問の声が相次ぎ、生徒が相談しやすい環境づくりを求める声が上がった。

 説明会は非公開で、校長や市教委幹部らが出席。市教委によると、黙とうの後、男子生徒の遺書の内容や、この日までの経緯を説明。学校にカウンセラーを常駐させて生徒の不安解消に努めるなど、今後の対応を説明した。

 保護者からは「上っ面だけでなく子供をちゃんと見てほしい」「中学生が気軽に大人に相談できると思っているのか」などの声が出たという。出席した3年生の男子生徒の父親(52)は「学校だけに任せられない。自分がしっかり子供を見なければいけない」と話した。

 また、同日あった市議会教育子ども委員会では、下田一幸教育長が「大変遺憾でおわび申し上げる」と謝罪。「事実関係の聞き取りなどを迅速に対応していく」と述べた。市教委はアンケート結果を基にした同級生らへの聞き取り調査をしている。【駒木智一、加藤沙波】





http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000m040110000c.html

名古屋・中1自殺:なぜいじめ始まった…父、実態解明訴え

毎日新聞 2015年11月05日 22時38分(最終更新 11月05日 22時59分)
記者会見する男子生徒の父親=名古屋市政記者クラブで2015年11月5日午後1時8分、兵藤公治撮影

 名古屋市西区の市立中1年の男子生徒(12)がいじめに遭ったという遺書を残して自殺した問題は5日、市教育委員会による緊急アンケートで、多くの生徒がいじめを見聞きしていたことが明らかになった。同日午後、記者会見した生徒の父は、無念の心の内を語った。【山口朋辰】

 自殺の兆候をつかめなかった悔いがあるという父は「なぜいじめが始まってしまったのか。知りたい」と、同校や市教委の調査での実態解明を訴えた。

 父によると、生徒は「真面目で優しい子」。近所の人にもあいさつを欠かさなかった。塾にあった卓球台で遊んだことがきっかけで、卓球部に入った。世界で活躍する選手が使うラケットをインターネットで調べて買った。

 運動は苦手だったが、弱音は吐かなかったという。ただし、練習についていくのが精いっぱいに見えた。小学6年の三者面談で、担任から「穏やかな子で、いじめに遭ってしまうかもしれない。強い友達をつくったほうがいい」とアドバイスされた。だから「学校も部活も、いつでもやめていいんだぞ」と声をかけていたという。

 アンケートで、直接いじめを見たと回答したのは20人。「もっと(目撃者は)いると思う」。記者から、いじめに悩む人に対する言葉を問われた父は「命を落とせば終わり。親や先生、誰でもいいから、相談してほしい」と呼びかけた。




 



男子生徒宅を弔問する名古屋市教育委員会の梶田知委員長(左)=名古屋市西区で2015年11月5日午後4時59分、兵藤公治撮影

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