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『山形大学生見殺しの不手際を庇う山形市長には命の重さが分からない?』


『山形大学生見殺しの不手際を庇う山形市長には命の重さが分からない?』



http://www.ntv.co.jp/document/
http://www.ntv.co.jp/document/back/201410.html

NNNドキュメント'14|日本テレビ

2014年10月26日(日)/55分枠  24:50~
「119」 つながらなかった救急 6分20秒
制作=山形放送

2011年11月9日、山形市内のアパートの一室で一人暮らしの男子学生の遺体が見つかった。大久保祐映さん(当時19)。携帯電話に残されていた最後の発信先は「119」。9日前の10月31日午前5時11分だった。しかし、通報を受けた山形市消防本部は救急車を出動させなかった。その時の6分20秒間の音声記録が消防本部に残っていた。「救急車の要請ですか」「はい」。「お名前は?」「19です」…。かみ合わないやり取り、途切れ途切れの声、荒い息遣い。通報当時、山形市消防本部の管内で救急車の出動はなく、5台全てが出動できる状態だった。なぜ救急車は出動しなかったのか…。そして山形市の出動システムは3年経つ今も変わっていない。私たちの命を守るはずの「救急」の今を問う。
ナレーター:小山茉美
=再放送= 11月2日(日)11:00~「BS日テレ」/11月2日(日)18:00~CS「日テレNEWS24」



http://www.kahoku.co.jp/special/spe1122/20140102_01.html

山形大生死亡訴訟 越年2度目、解決見通せず

 山形大2年の大久保祐映さん=当時(19)=が死亡したのは、山形市消防本部が救急車を出動させなかったためだとして、母親が市に損害賠償を求めた訴訟は、昨年6月の提訴から2度目の越年となる。市民や市議からは早期解決を望む声が上がる一方、大きな争点となっている救急車不出動と死亡との因果関係をめぐっては、原告、被告双方が医学的見地からの主張を続けており、裁判の行方はまだ見通せない。

 裁判は現在、ヤマ場となる証人尋問の必要性、人選を裁判所が検討している段階にある。原告側は119番に対応した通信員や市川昭男市長ら5人の尋問を申請した。
 民事裁判は進行状況が分かりにくい面もあり、山形市議会12月定例会では議員から「裁判で市のイメージがダウンしている。できるだけ早く解決すべきだ」との質問が出た。市川市長は「私も同感だ」と答えた。
 裁判は、昨年10月に第1回口頭弁論があり、実質的な審理が始まった。これまでに口頭弁論が2回、原告、被告双方の代理人による非公開の弁論準備手続きが5回、進行協議が2回開かれた。
 原告側は、死因をウイルス性心筋炎の可能性が高いとし、医師の意見書を証拠として提出した。通報段階では心筋炎の初期段階で救急車が出動していれば助かったと主張する。一方、被告・市側は、解剖所見などから可能性は低いと反論する。
 最高裁の統計では、2012年度の刑事事件(略式手続きを除く第一審)の平均審理期間は3カ月。一方、民事(早期に終局する傾向がある過払い金請求訴訟を除く第一審)は8.9カ月。民事の中でも専門性の高い医療過誤訴訟の場合は25.1カ月で、民事全体の平均の3倍かかっている。
 行政関係事件に詳しい弁護士の斎藤浩立命館大法科大学院教授は「専門性、特に科学、医学的主張が対立する訴訟は時間を要するケースが多い。報道で知る限り、山形の訴訟はいいペースで進んでおり、論点も深まっているとの印象を受ける」と指摘している。
 次回は、来年2月7日に非公開の弁論準備手続きがある。

[119]番山形大生死亡訴訟 山形大2年大久保祐映さんの母親が昨年6月に起こした。訴えによると、大久保さんは2011年10月31日、山形市の自宅アパートから119番して救急車を要請。市消防本部の通信員は自力で病院に行けると判断し、救急車を出動させなかった。大久保さんは9日後、自宅で遺体で発見された。


2013年12月30日月曜日



http://www.yamacomi.com/197.html

山形市長 市川 昭男 氏
2006年10月27日
市川 昭男(いちかわ・あきお) 1941年(昭和16年)、仙台市生まれ。67年新潟大学卒業後、山形市役所へ。企画課長、総務部長、市水道事業管理者などを経て2000年に助役就任。03年、吉村和夫前市長の急逝に伴う市長選を制して9月29日に山形市長就任。 05年4月から山形県市長会長。65歳。
山形市長 市川 昭男 氏
合併は行財政改革の最大の手段 

――市長就任から3年を振り返っていかがですか。
 「行財政改革の推進、前市長から引き継いだ(山形市、上山市、中山町、山辺町の2市2町による)合併協議、新清掃工場の立地問題など、やれるものはすみやかに手をつけてきたと自負しています」
 「私の任期は4年間。総合計画の策定など積み残している課題も多い。任期内に完成するものもあるでしょうし、次期まで継続する案件もあるでしょう」

合併には周到な根回し必要

――素朴な疑問ですが、合併協議はなぜ破綻したのですか。議会向けではなく、市民にわかりやすく説明してほしいのですが。

 「2市2町それぞれの行政や議会の行財政改革に対する認識の差があったとしか表現のしようがない。反省すべき点があったとすれば、合併協議会が発足して法的な議論がスタートする以前の段階で、基本的な部分で合意しておく必要があったのかな、とは思います。でも山形市長として最大限の努力はしたつもりです」

行革進めば再検討も

――合併問題は今後どうなるのですか。
 「合併が行財政改革の最大の手段だという考えは各市町で共通しています。それぞれが取り組んでいる行財政改革の道筋が見えてきた段階で、合併の機運が盛り上がれば再度検討していきたい」
 「行財政革が最大限に進んだ段階で合併が検討され、合意ができれば最大限の効果が得られるはずです」

山形市長 市川 昭男 氏
環境で中心部再生

――中心街の再生問題にはどう取り組みますか。
 「七日町商店街は地方都市としては健闘している部類ではないでしょうか。毎週金曜に催されるイベントも活況で、潜在力は高いと思います」
 「とはいえ往時に比べ勢いがなくなっているのは事実。期待しているのが環境問題と一体になった街づくりで、具体的には廃食用油を再利用したバイオディーゼル燃料(BDF)を七日町商店街で生産し、市街地循環バスや三役の公用車を走らせたい。市民1人ひとりが環境に対する認識を深めてもらえればと思います」



雑感

  • 119番してきた学生を放置し見殺しにした。NNNドキュメントでは3年経過してもどのように改善したか説明なし。同じような119番が入ったらどうするかと問われて回答に窮していた。裁判中だから控えます。裁判中は救急車も止めるのか。問題のある市長に見える。
  • 3年経過しても市長の席に居座っているのは市議会でも追及が出来ない。全員与党。
  • この問題で騒いでいるのは殆ど県外の人だけ。山形では全く問題にもされていない感じだ。遺族は裁判で争っているが第一審ではアウェー状態になるかも知れない。高裁まで挙げる覚悟が要るかも知れない。
  • 市は3年の間に救急車を3台増やしたそうだ。あとは勘と経験と度胸で乗り切る腹なのかな。彼らの問題意識の低さは何も変わっていない。そんな気がする。

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