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『少年法が改正されるまで少年たちはチャレンジを続ける?』


『少年法が改正されるまで少年たちはチャレンジを続ける?』
  • 少年法
  • ネット私刑

  1. ネット上で行なわれるリンチは別の問題を起こす危険がある。無関係の人までネットに晒されて不当な扱いを余儀なくされる。理不尽そのものだ。
  2. しかし、少年法の行き過ぎた運用が、被害者よりも加害者を守ることになり、不適切な罪と罰の関係を生み出していることも忘れてはいけない。
  3. 加害者の名前を明らかにすれば、不必要な巻き添えも防止できる。
  4. 憲法に言う人権を履き違えている可能性がある。
  5. 未成年者は凶悪犯でも守られることの説明は誰も出来ないだろう。自分または自分の身内が未成年者に襲われて命を失っても相手の名前も何も分からないで済ますことが出来る訳がない。もし構わないなら既に心を失った存在だ。
  6. メディアがリンチを警告するのは当然だが、少年法の不適切運用または少年法の憲法違反性について検証を加えるべきだ。


http://www.j-cast.com/2015/03/01229135.html?p=all

「容疑者」家族の顔写真投稿、自宅の動画を撮影... 川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行

2015/3/ 1 17:56

   川崎市の中学1年、上村遼太さんが殺害された事件で、逮捕された容疑者3人を特定し、「私刑」まがいの動きがネットで行われている。

   容疑者はいずれも未成年のため、警察発表や報道では実名などすべての個人情報が伏せられているが、「絶対に許すなよ」「再起不能に!」などとして、顔写真や住所を晒しあげる投稿が相次ぎ、矛先は家族にまで及んでいる。
「『更生』の機会なんてこいつらに必要なんでしょうか?」

現場には多くの人が上村さんを弔いに訪れている(2月28日撮影)

   上村さんの遺体が発見された河川敷には、ゆかりのあった人だけではなく、今も多くの人が訪れる。花を供え、手を合わせた後もなごりを惜しむように、なかなかその場を離れようとしない人が多い。

   2015年2月28日、厚木市から娘と孫の3人で訪れていた女性は「孫もバスケットをやっているし、春から中学生。手を合わせてあげたかった」と話す。「容疑者が捕まっても、これで終わりという話じゃない。3人は少年だし、もどかしさが残る」と語った。

   一方、ネットでは容疑者3人の身元を特定したとし、実名や顔写真、住所を晒しあげる行為が熱心に行われている。警察はこうした情報を一切公表していないが、逮捕前から「こいつらしい」とまことしやかに拡散され続けていた。

   逮捕された3人のうち、全員ではないものの一部の年齢が一致したことでさらに盛り上がり、

    「世間が忘れても、地獄の果てまで追い詰めてやる」
    「犯罪の抑止の観点から遠慮なく貼らせて頂きますね 」
    「犯人はこいつらだ。絶対に許すなよ」

などと投稿する人は後を絶たない。さらに、容疑者の家族とされる人物の顔写真を投稿したり、自宅とみられる場所まで行って動画を撮影、配信したりする人まで現れた。

   彼らの多くは容疑者を「少年法に守られている」と非難し、

    「本名を報道して死刑にしろや」
    「少年法の『更生』の機会なんてこいつらに必要なんでしょうか?」
    「世間に顔向けできないように、再起不能に!」

などと過激な投稿を繰り返す。逮捕された3人以外にも関係者がいるとして、ほかの複数人の実名や顔写真を投稿している。
スマイリーキクチ「私的制裁のように感じました」

   こうした不確かな情報の投稿に、お笑い芸人スマイリーキクチさん(43)は容疑者逮捕前日の26日のブログで、

    「一部の人は正義感だと思っているようですが、言葉の集団リンチを繰り返す、私的制裁のように感じました」

と指摘している。自身も1988年に起きた女子高生殺人事件に関与していると、ネット上で中傷され続けた経験がある。

    「未成年だからという理由だけで、軽い処分なんて許せない。その感情は一緒です」

と理解を示しつつも、

    「辛苦に耐え、無念さを痛感するのは誰か。自分の行動と言葉に『責任』を持ち、その場の感情に流されないように、冷静に考えるべきだと思いました」

と語っている。

   ちなみにネットで行われているこうした行為は、名誉棄損やプライバシーの侵害に当たる可能性があり、法的責任を追及される場合がある。

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