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『大分県日田市、「万引き」を届けた小学生を犯人扱いしたコンビニと警察の始末書?』


『大分県日田市、「万引き」を届けた小学生を犯人扱いしたコンビニと警察の始末書?』
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http://mainichi.jp/select/news/20150214k0000e040203000c.html

大分・コンビニ:「万引き」届けた小学生6人を犯人扱い

毎日新聞 2015年02月14日 15時00分

 ◇経営者が警察に通報も 防犯ビデオ分析で無実判明、謝罪

 大分県日田市のコンビニエンスストアで、商品の遊技用カードの袋が破れているのを店に届けた小学生6人を経営者が容疑者扱いしていた。警察の捜査で別人物が破っていたと判明し、店側が謝罪したが、父母によるとうち1人は一時学校を休んだといい、善意を逆にとられたショックは癒えていないという。

 児童の父母によると、3〜5年生の6人が7日朝、この店で買い物をした際、2袋が破られて床に落ち、一部のカードが抜き取られているのを見つけ、店員に届けた。翌8日、コンビニの経営者が児童と保護者を呼び出し「破って中のカードを盗んだだろう」とただした。児童は「何もしていない」と否定したが、店側は警察に通報。児童6人は県警日田署で個別に事情を聴かれた。

 その後、防犯ビデオの分析で6人は無関係と判明。事情を知った経営者夫婦や店長ら5人が謝罪したが、泣きじゃくる児童もいたという。

 毎日新聞の取材に対し、コンビニチェーン本部(東京)広報センターは「経営者から『口頭で謝罪した』との報告があったが、更に事実関係を確認し、きちんと対応する」とコメントしている。【楢原義則】



コンビニ店と警察のちょっとした勘違い、思い込みで大変なことになった。子供らによるいつもの万引きと思って、わざわざ万引きを届け出た目の前の子供らを犯人と決め付けたのだろう。その日は連絡先を確認して家に帰して、翌日(後日?)経営者が子供らを呼びつけているようだ。素直に謝れば別の対応もあっただろうが万引きを認めないから警察に通報。警察もいつもの万引きと決めて掛かった口裏を合わせないように思ってか、個別に事情聴取。

子供ら6人は立派だ。鹿児島で取調べを受けた老人たちは怖くてやってもいない犯罪を自供して問題になった事件があった。日田市の子供たちが怖くて一人でも自供していたら話はさらに難しくなっただろう。警官は店側の言い分を鵜呑みにして子供らを取り調べたのだから、この警官は周辺の子供からも親からもずっと白い目で見られるだろう。市民を守る警官が市民を恐怖におとしこむのだから。

経営者は謝罪したらしいが、警察官の謝罪のニュースは入ってこない。経営者が言ったから調べまくっただけで自分は悪くないというならそれこそ子供の言い訳と同じだ。最も、謝罪して済む話でもないだろう。いわば、社会正義の恩人とすべき子供らを疑い、警察に突き出し、警察もこの万引き犯のガキどもと思って取り調べていたなら、御免してねというだけでは済まされない。

社会的影響の大きさ、子供らの将来の長さをはかれば、一人当たり1億なら6億円、1千万なら6千万円、百万なら6百万円、10万なら60万円。

間抜けな話は監視カメラのビデオの確認。簡単に確認できることをやらないで疑うこと、取り調べることを優先して動いてしまった迂闊は全く罪が重い。

最終的にどのような始末書が作成されるか分からないが、その時には日田署の名誉のためにも真犯人もしっかり逮捕して欲しいものだ。

》》》ニュース続報を見ると犯人は特定できたらしい。逮捕したとはなっていない。真犯人には温情で家に帰したんだろうか?。



無実の人を犯罪者扱いすることは罪にならないのかな?。しかも、6人も、しかも子供を。これってきっと何かの罪だと思うけど。どうだろう?。

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