『パワハラと指導の違いも分からない専門学校?この医療法人は大丈夫か?』
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http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000e040271000c.html
専門学校生自殺:「パワハラが原因」と遺族が提訴へ 大阪
毎日新聞 2014年11月22日 15時00分
理学療法士を目指す専門学校生(当時39歳)が自殺したのは実習中のパワーハラスメントが原因だとして、遺族が学校側と実習先の診療所側を相手取り、約6000万円の賠償を求める訴えを近く大阪地裁に起こす。学校側と診療所側は全面的に争うとみられる。
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原告は大野輝民(てるひと)さんの妻佳奈子さん(41)=大阪市。被告は専門学校運営の医療法人「高寿(こうじゅ)会」(大阪府吹田市)と診療所運営の医療法人「一裕(いちゆう)会」(大阪市住吉区)。
訴えによると、輝民さんは2010年に理学療法士を養成する専門学校「近畿リハビリテーション学院」(大阪府摂津市)に入学、昨年11月から大阪市内の診療所でリハビリ補助の実習を受けた。
しかし、指導役の理学療法士からミスを厳しく責められ、実習途中で「帰れ」と追い出されたことがあった。同月30日に神戸市内で自殺しているのが見つかり、遺書に「もう無理」と書かれていた。
前年に別の病院で受けた実習は本人の疲労で中止になっていた。今回の実習中、学校の担任に「プレッシャーが強い環境で苦労しています」とメール連絡しており、佳奈子さんは「学校側は診療所に遠慮して対処しなかった」と訴えている。
一方、学校側は遺族に「自殺と実習の因果関係は不明」などと説明していることから争うとみられる。高寿会と一裕会はいずれも取材に、コメントできないとしている。
理学療法士の実習を巡っては、近畿リハビリテーション学院に通う男性(当時32歳)が08年、実習期間中に自殺。「実習先の病院のいじめが原因」として両親が提訴し、神戸地裁が今年4月、110万円の賠償を命じた。ただ、自殺との因果関係などは否定、両親と学校側が控訴している。【堀江拓哉】※
問題になった医療法人のサイトを検索してみるが、すっきりした形では情報が出てこない。根拠は無いが何か胡散臭いものを感じる。リハビリとか介護とかの仕事をする技量と資格を入手る学校なんだろう。指導員は必ずしも教育者ではない。たまたまその道を先行していたに過ぎないだろう。
中には不心得の者がいても可笑しくないが、生徒との相性をコントロールできないだけの者もいただろう。
いずれにしても強い立場を利用して相手が自殺するまで追い込んだのは許しがたい行為だ。犯罪かどうかは分からないが倫理的な問題は残る。39歳で人生をやり直そうと必死な人間に何をしたのだろう。しっかり話を聞くべきだろう。
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