ページ

『青色LEDノーベル賞に泥を塗る日亜化学(小川英治社長)の傲慢?』


『青色LEDノーベル賞に泥を塗る日亜化学(小川英治社長)の傲慢?』




http://www.yomiuri.co.jp/science/20141104-OYT1T50077.html

中村教授の「感謝で十分」、社長との面会は断る
2014年11月04日 22時52分

 ノーベル物理学賞を受賞する中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)が、文化勲章受章に伴い3日に開いた記者会見で、青色発光ダイオード(LED)の特許などを巡り裁判で争った元勤務先の日亜化学工業(徳島県阿南市)に関係改善を呼びかけたことに対し、同社は4日、コメントを発表した。

 コメントは会社名。「(中村教授が)歴代社長や会社への感謝を公の場で述べておられ、それで十分」とした上で、中村教授が望んだ小川英治・現社長との面会については、「貴重な時間を弊社への挨拶などに費やすことなく、賞・章に恥じないよう研究に打ち込まれ、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようお祈りしております」として断った。

 一方、中村教授がノーベル賞の賞金(約4000万円)の半分を寄付するとした徳島大は、香川征学長が「正式にお話を伺っておりませんが、徳島大学としては大変ありがたいことです」との談話を出した。

          ◇

 日亜化学工業のコメント全文は以下の通り。

 中村教授は、すでに15年前に弊社を退職された方で、弊社は中村教授に何かをお願いするような考えは持っておりません。また、同教授は今回の受賞・受章について、弊社歴代社長と弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、弊社といたしましては、それで十分と存じております。

 中村教授が、貴重な時間を弊社への挨拶などに費やすことなく、今回の賞・章に恥じないよう専心、研究に打ち込まれ、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようお祈りしております。
2014年11月04日 22時52分 Copyright © The Yomiuri Shimbun





http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/04/blue-led-nichia_n_6098986.html

日亜化学、中村修二教授の訪問を丁重に辞退「貴重な時間を弊社に費やすことなく...」
The Huffington Post
投稿日: 2014年11月04日 21時01分 JST 更新: 2014年11月04日 21時24分 JST
NAKAMURA

世紀の大発明「青色発光ダイオード」(青色LED)をめぐって、骨肉の裁判闘争をした二者の関係改善は進まなかった。

青色LEDの開発者で、ノーベル物理学賞受賞が決まったカリフォルニア大学の中村修二教授は11月3日の会見で、発明の対価をめぐり裁判で争った元勤務先の日亜化学工業(徳島県阿南市)について「過去は忘れて仲直りしたい」と小川英治社長と面会する意向を示したが、日亜化学は4日「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなどなく」などと文書でコメントし、丁重に断った。

中村教授は11月3日、文化勲章を受章したことを受けて会見で次のように話していた。

    中村さんはノーベル賞受賞を契機に「青色LED開発は日亜の貢献が大きく、製品を社会に浸透させたのは日亜の小川英治社長の力だった」と考え直し、関係を改善したいと思うようになったという。中村さんは「人生は短い。けんかしたまま死にたくない。共同研究など将来のことを話したい」と述べた。

    (【ノーベル賞】中村教授、日亜化学に仲直りを呼び掛け 「けんかしたまま死にたくない…」 徳島大に賞金半分を寄付へ - 産経ニュース 2014/11/03 19:13)

これに対して、日亜化学は以下のようなコメントを出したと報じられている。

    「弊社歴代社長と弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分と存じております。中村教授が貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、研究に打ち込まれ、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるよう、お祈りしております

    (日亜化学 「中村氏からの感謝で十分」 NHKニュース 2014/11/04 15:46)

中村教授は日亜化学に勤めていた1990年代に青色LEDの効率的な製法を開発した。1999年に中村さんが退社して渡米した後、発明の対価をめぐって日亜化学と裁判闘争に発展。2005年に約8億円で和解したが、その後も両者の関係は修復していなかった。





http://mainichi.jp/select/news/20141104k0000e040197000c.html

青色LED:日亜、ノーベル賞・中村氏と面談拒否

毎日新聞 2014年11月04日 15時00分(最終更新 11月04日 15時30分)
文化勲章授与式を終え、記者会見で笑顔を見せる中村修二さん=宮内庁で2014年11月3日、竹内紀臣撮影

 青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞の受賞が決まった米カリフォルニア大の中村修二教授(60)が、開発当時の勤務先で、発明の対価を巡って裁判で争った日亜化学工業(徳島県)と「関係改善を図りたい。社長と会いたい」と呼びかけたことについて、同社は4日、小川英治社長と中村氏の面談を拒否する方針を明らかにした。
 ◇貴重な時間、弊社などに費やすことなく…

 同社は理由について、「中村教授は15年前に弊社を退職された方で、弊社は中村教授に何かをお願いするような考えは持っておりません。今回、弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分。貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるよう祈っております」などと説明している。【千葉紀和】



http://www.asahi.com/articles/ASGC4449ZGC4PLFA001.html

日亜「何かお願いする考えない」 ノーベル賞の中村氏に

2014年11月4日13時26分

 日亜化学工業(徳島県阿南市)は4日、元社員で、ノーベル物理学賞の受賞が決まった中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)について、「すでに退職された方で、何かをお願いするような考えは持っておりません」とのコメントを発表した。

 中村教授が3日、今年度の文化勲章親授式後、日亜と「過去は忘れて仲直りしたい」と記者会見で述べたことを受けた。中村教授は日亜在籍時、受賞理由となった青色発光ダイオード(LED)の効率的な製法を開発。だが、発明の対価を巡って日亜と裁判で争い、最終的に約8億円を受け取ることで和解した。

 日亜は「弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分」などとした。中村教授は日亜の小川英治社長との面会も希望しているが、「貴重な時間をあいさつなどに費やすことなく」として、やんわりと断った。コメントは「賞に恥じないよう専心、研究に打ち込まれ、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようお祈りしております」と結んでいる。

 日亜化学によると、4日午前の時点で中村教授から直接の連絡などは来ていないという。



http://www.yomiuri.co.jp/science/20141103-OYT1T50126.html

中村修二教授「けんかしたまま死にたくない」
2014年11月04日 07時29分

 中村修二さんは3日、都内で記者会見し、青色発光ダイオード(LED)の特許などを巡って裁判で争った元勤務先の日亜化学工業(徳島県阿南市)に対し「過去のことは忘れましょう。将来だけを見て仲良くしましょう」と述べて、関係改善を図る考えを明らかにした。

 中村さんは、青色LED開発に取り組むのを最初に認めてくれた同社の小川信雄元社長(故人)の娘婿で、青色LEDを製品化した小川英治現社長や、一緒に開発した同僚6人の貢献を指摘。「ノーベル賞も文化勲章も日亜の貢献が大きい。人生短いから、けんかしたまま死にたくない」と現在の心境を語り、裁判の時以来、会っていない小川英治社長に対し「お互い誤解があった。本音で話せば仲直りできる」と面会を呼びかけた。
2014年11月04日 07時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun



雑感

  • カリフォルニア大サンタバーバラ校教授・中村修二がノーベル賞を受賞したのを契機に日亜化学との和解・協力の申し入れに対して日化学社長・小川英治が拒否回答したことがニュースになっている。和解金8億円は縁切り金だったのだ。
  • しかし、今回は其れでは済まされないことに日亜化学は気付くべきだ。良くも悪くもノーベル賞を受賞した人に対する対応としては稚拙そのものでノーベル賞そのものを侮辱している。これがきっかけで天皇陛下からも勲章を受けている。皇室も尊重したわけだ。
  • 中村修二の功績には日亜化学も関係が深かった訳なのに無視するのは日本国民をも侮辱している。幾ら田舎企業だからと言っていつまでも勝手わがままでは済まされない。
  • 特許が中村修二1人の手柄でないことは世界中の誰でも知っている。どんな発明発見にも陰で支えた人が多く居るのは常識だ。そういうことを主張しても中村修二の功績が下がるものではない。日亜化学の事業拡大は中村修二抜きには考えられないのも常識だ。
  • 結局、この「小川英治」という男の器量の狭さが不幸をばら撒いていることが浮かび上がる。それを改めて今回内外に示したものだ。小川英治は謝罪から始めなければいけなくなった。若しくは判決どおりに200億円支払ってはどうか?。
  • サイトを見ていたらこんな書籍まで出ていた。


人気の投稿:月間

人気の投稿:年間

人気の投稿