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『香港は中国民主化の基点?ジョシュア・ウォンは民主化のシンボル?実務主義の毒牙から守れるか?』


『香港は中国民主化の基点?ジョシュア・ウォンは民主化のシンボル?実務主義の毒牙から守れるか?』



素晴らしい民主主義のリーダーだけど、中国共産党の標的にされるだろうから心配だな。中国マフィアという犯罪組織(殺し屋、破壊屋)が送り込まれていて、既にデモ潰しに動いている。

彼は英雄になるだろうが、世界の民主勢力は彼を守りきれるのかどうか。



http://jp.wsj.com/articles/SB11102303130114484576704580187624250021504

香港民主化デモ、先頭に立つ17歳の学生運動家

By ISABELLA STEGER
原文(英語)
2014 年 10 月 1 日 18:36 JST
 【香港】香港の民主化デモで先頭に立ち注目を集めているのが、17歳の学生運動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏だ。

 ウォン氏は学生団体「学民思潮(スカラリズム)」のリーダーの1人。2012年、香港政府が愛国主義教育の導入を計画した際、反対する抗議活動を指揮。街頭デモを受け、香港政府は計画の撤回に追い込まれた。

 ウォン氏は7月、10年後の香港について問われた際、「普通選挙が実施されているだろう」と語っている。

 そのウォン氏は前週、当地の民主化デモで警察に拘束された。多くのデモ参加者はウォン氏の拘束に猛反発。人々が香港中心部の大部分を埋め尽くす一因となった。

 ウォン氏はと9月26日、他の12人と共に政府庁舎の敷地内に不法侵入した疑いで警察に拘束された。

17歳の学生運動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏。今回の香港の民主化デモの顔となっているが、同時に中国政府は同氏の行動に目を付けている European Pressphoto Agency
雷雨のなか民主化求めるデモ隊
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 40時間超にわたり拘束されたウォン氏は、高等法院(高等裁判所)が弁護士の出した釈放要求を認め、28日に「無条件で」釈放された。残りの学生12人もその後、間もなく釈放されている。

 香港中文大学で現地の民主主義を研究するスザンヌ・ペッパー氏は、電子メールでの取材で、「(この学生たちが)デモ参加者の目にヒーローとして映っている。今後拘束されたり、学業や職場で活動を阻害されたりすれば、学生たちへの支持がさらに高まるだろう」と指摘した。

 民主化デモで有名になったウォン氏は、中国当局から「危険分子」と目を付けられている。中国寄りの現地紙、文匯報は9月、ウォン氏が米政府と関係があるとの記事を掲載。ウォン氏が米国から不正な資金を受け取り、米中央情報局(CIA)から香港の学校に送り込まれた人物だと報じた。本人はこの報道を否定している。

 香港警察は、ウォン氏を起訴する権利を有するとしている。弁護士グループの広報担当者、アルビン・ユン氏は、ウォン氏が問われる罪として不法侵入や不法集会などを挙げた。このグループは民主化運動「占領中環(オキュパイ・セントラル)」に法務サービスを提供している。

 ウォン氏は今年、大学に入学。本人は、留学するチャンスを与えられても香港を離れる計画はないと述べている。

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